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ゲーム業界の著作権争い:『ROM』対『リネージュW』の著作権侵害を巡る訴訟が激化

ロム:リメンバー・オブ・マジェスティ ゲームニュース

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昨今の韓国のゲーム業界では『ROM(ロム:リメンバー・オブ・マジェスティ)』と『リネージュW』の間で著作権侵害を巡る訴訟が注目を集めています。

RedLab Gamesは、NCSOFTからの『ROM』が『リネージュ』を模倣したという主張に対して、「通常のゲームデザイン」であると反論しているとgamey.krが報じています。

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著作権争いの中心:UIとアイコンの類似性

『ROM』の開発者であるシン・ヒョンギュン氏は、NCSOFTが提起した「著作権侵害等に関する民事訴訟」を受け、公式コミュニティを通じて緊急報告を行いました。ヒョンギュン氏は、開発段階で法務チェックを行い、ゲームのUIが一般的な範囲内にあることを確認したと述べています。

特に、リネージュWと『ROM』の間で指摘されたバッグアイコンと攻撃ボタンの類似性について、長年にわたり世界中のゲームで使用されてきた「通常のゲームデザイン」に該当すると主張しています。

ロム:リメンバー・オブ・マジェスティ
https://cafe.daum.net/ROM.Official.KR/bLHR/6

RedLab Gamesは、NCSOFTの訴訟提起が『ROM』の正式サービスを妨害し、ユーザーの心理を萎縮させる意図的な行為だと非難し、厳正な法的対応を検討していると発表しました。

一方、過去にはNCSOFTがWebzenに対して『R2M』が『リネージュM』を模倣したとして訴訟を提起し、一部の主張が認められた事例もあります。しかし、この訴訟では「R2M」のサービス停止を求めるNCSOFTの要求が一部認められたものの、Webzenは即時に控訴し、現在もサービスが続行されています。

また、NCSOFTはKakao GamesとXL GAMESがサービスする『ArcheAge WAR』に対しても、自社の『リネージュ2M』を模倣したとして訴訟を提起しており、ゲーム業界の著作権争いはますます複雑化しています。


『ROM:リメンバー・オブ・マジェスティ』は、RedLab GamesとKakao Gaesが開発・発売するMMORPG。2024年2月27日にPC、iOS、Android向けに配信予定。

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