8月13日にリリースされたGame Scienceが開発中のアクションRPG『黒神話:悟空』(Black Myth: Wukong)の無料ベンチマークツールが、Steam上で85,000人もの同時接続者数を達成し、大きな注目を集めました。このベンチマークは、実際のゲームとは別にリリースされ、プレイヤーが自分のPC環境でのパフォーマンスを確認できるツールとして提供されています。
PCへの最適化も高評価!
執筆時点では7,000人ほどに減少していますが、それでも多くのゲーマーが『黒神話:悟空』に対する期待感を持っていることが伺えます。また、ツールを配信しているストアページにもレビューを投稿することが可能となっており、92%のユーザーが肯定的なレビューをしています。
8月15日には本作の新たなトレーラーが公開され、ゲームに搭載されるレイトレーシング機能とDLSS 3の効果が詳しく紹介されました。開発チームとNVIDIAが協力し、トレーラー内で披露されたこれらの技術は、ゲーマーに新たなビジュアル体験を提供することを約束しています。
レイトレーシングを有効にすると、ゲーム内の光の屈折効果がよりリアルに再現されるほか、高品質な間接照明や、実解像度で計算されたリアルな反射が実現されます。また、レイトレーシングにより、影の品質も大幅に向上しており、ゲーム全体のビジュアルがさらに美しく引き立ちます。
さらに、DLSS 3とフレーム生成技術が組み合わさることで、ゲームプレイのフレームレートも大幅に向上。これにより、プレイヤーは滑らかな動きを体験できるようになりますが、トレーラーでは使用されたグラフィックスカードの具体的な情報は公開されていません。
『黒神話:悟空』は、2024年8月20日にPCおよびPlayStation 5向けにリリースされる予定です。今回のトレーラーで示された技術的な進化は、リリースに向けた期待感をさらに高めています。
『黒神話:悟空』のシステム要件
最低要件
- OS: Windows 10 64-bit
- プロセッサー: Intel Core i5-8400 / AMD Ryzen 5 1600
- メモリー: 16 GB RAM
- グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB / AMD Radeon RX 580 8GB
- DirectX: バージョン11
- ストレージ: 130 GBの空き容量
- サウンドカード: Windows対応オーディオデバイス
- 追記事項: HDD対応、SSD推奨。上記のスペックはDLSS/FSR/XeSSが有効な状態でテストされています。
推奨要件
- OS: Windows 10 64-bit
- プロセッサー: Intel Core i7-9700 / AMD Ryzen 5 5500
- メモリー: 16 GB RAM
- グラフィック: NVIDIA GeForce RTX 2060 / AMD Radeon RX 5700 XT / INTEL Arc A750
- DirectX: バージョン12
- ストレージ: 130 GBの空き容量
- サウンドカード: Windows対応オーディオデバイス
- 追記事項: SSDが必須。上記のスペックはDLSS/FSR/XeSSが有効な状態でテストされています。