インディーゲームクリエイターのステファノ・カグナーニ氏が、カプコンの『ディノクライシス』の非公式リメイク版のデモを公開しました。本リメイクはUnreal Engine 5によって制作されており、オリジナルの雰囲気と恐怖感を現代風に表現することを目標としたプロジェクトです。
1人の開発者が手掛けたプロジェクト
『ディノクライシス』は、1999年にカプコンから発売されたサバイバルホラーゲームで、プレイヤーは謎の島に取り残された科学者たちを救うため、恐竜が徘徊する危険な環境を生き抜くことを目的とします。『バイオハザード』シリーズと同じクリエイターによる作品であり、リアルな恐怖感とスリリングなゲームプレイが特徴です。ゲームはその後、続編もリリースされ、特に初代作品は多くのファンから愛されています。
発売から20年以上経った今でも多くのファンに支持されている『ディノクライシス』ですが、今年8月にシリーズのクリエイターである三上真司氏が新作やリメイクの可能性が低いことを示唆する発言をしたため、今回のようなファンメイドのリメイクプロジェクトには注目が集まっています。
本プロジェクトはカグナーニ氏一人で制作されており、フルスケールのリメイクには至らなかったものの、「このデモは、私のゲーム開発における大きな節目であり、情熱を注いでここまで作り上げました」と述べています。また、このプロジェクトが、ファンや自分にとって重要な達成点であることも強調しています。
このデモに対して、コミュニティからは様々な反応が寄せられています。中でも「ファンメイドとしては驚くほどのクオリティ」と称賛する声が多く、あるユーザーは「最初の20~25分をプレイしたが、非常に良い仕上がり」とコメントしています。
一方で、ゲームの操作性や進行不可バグに対する指摘もありますが、多くのユーザーは「全体として素晴らしい」と評価しています。
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