ハードコアFPS『Escape from Tarkov』に、開発元であるBattlestate Gamesがゲーム内で購入する有料機能を導入する計画を発表しました。この発表は、一度購入すれば追加料金なしで無限に遊べる、いわゆる買い切り型の販売形式を取っているにも関わらず、ゲーム内で追加の有料機能やコンテンツが導入されるという開発者の決定が、コミュニティ内でさまざまな反響を呼んでいます。
開発元は、新たな資金源を確保するためにこの手段を採用する必要があると説明しています。また、今年の1月に最も高いエディション「Edge of Darkness」(EoD)の販売が終了しており、その収益を補うためとされています。
導入される有料機能には以下のものが含まれます。
- スタッシュ拡張
- 服装への早期アクセス権
- オフライン協力プレイ
ゲームバランスに影響しない
Battlestate Games COOのNikita氏によると、オフライン協力プレイ機能は新たなプレイヤーがゲームに慣れるのに役立つとされ、服装に関しては、世界観にそぐわない派手なものではなく、あくまでゲーム内で登場する様な衣装が提供される予定です。さらに、将来的にはリアルマネーを使わずに保管スペースを拡張できるようになるとのこと。
また、ゲーム内通貨、武器、アイテム、装備セット、レベルアップを早めるためのブースターなど、ゲームバランスに直接影響を与えるアイテムの販売は行わないと明言しています。
しかし、有料機能の導入に対する具体的な時期や価格設定については、まだ詳細が明らかにされていません。『Escape from Tarkov』はそのリアリズムと戦術の深さで知られていますが、この新たな収益モデルがゲーム体験に影響をもたらすのか、注目が集まっています。
about purchasable stuff
byu/trainfender inEscapefromTarkov