S.T.A.L.K.E.R.シリーズの開発を手掛けるGSC Game Worldは、『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』の30分にわたるゲームプレイ映像を公開しました。『S.T.A.L.K.E.R. 2』の開発者たちが、ゲームの舞台であるチェルノブイリの隔離区域をリアルに再現し、プレイヤーに自由で没入感のある体験を提供するための取り組みについて詳細に解説しています。
自由度とリアリティを追求！
動画内では、プレイヤーの選択が物語の進行やクエストの結末に直接影響を与えるシステムが紹介されました。主人公「Skif」は、特別な力を持たない普通の人間ですが、その運命は複雑で、プレイヤーが下す選択によって異なるストーリー展開を楽しむことができます。この選択システムにより、リプレイ性が大幅に向上し、何度でも新たな体験ができるのが特徴です。
また、サバイバル要素にも注目が集まっており、主人公の欲求を満たすことがゲームプレイにおいて重要な役割を果たすことが強調されました。プレイヤーは、食料、水、医薬品、弾薬などのリソースを管理する必要があり、特に食料や水は、プレイヤーの体力や健康状態に直接影響を与えるため、常に確保しておくことが重要です。
プレイヤーは、負傷した場合には応急処置を施し、疲労がたまった場合には適切な休息を取る必要があります。また、放射線による被ばくや異常な生物からの攻撃にも注意を払わなければなりません。
どの物資を持ち運ぶか、どのルートを選ぶか、敵と戦うか回避するかといった選択が、プレイヤーの生存率に大きく影響します。このように、プレイヤーの判断力と適応力が試される点が、サバイバル要素を一層深くしています。
さらに、今回のデモでは、モーションキャプチャー技術を駆使したリアルなカットシーンも披露され、キャラクターの表情や動きが精密に表現されている点も見逃せません。GSC Game Worldは今後も定期的に新情報を公開していく予定であり、次のプレゼンテーションは8月21日から25日にかけて開催されるGamescom 2024で行われるとのことです。
「S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl」は、2024年11月20日にPCおよびXbox向けにリリースされる予定です。
