Gamescom 2024で、GSC GameWorldは『STALKER 2: Heart of Chornobyl』のプレイアブルデモを公開しました。その中で、夜間における新たなエリアでの戦闘を含む10分間のゲームプレイ映像が披露されました。この映像では、プレイヤーが待ち受ける迫力ある戦闘シーンや、広大でリアルに描かれた64平方キロメートルにも及ぶ放射能汚染地帯が紹介されており、期待が高まっています。
厳しい戦闘と生存戦略
今回のデモでは、プレイヤーが初めて挑むクエストが紹介されました。スキャナーを手に入れ、未知のアーティファクトを探索しながら、物語の謎を解き明かしていく様子が描かれています。ゲームはプレイヤーに多くの自由を提供し、探索や戦闘を通じてプレイヤー自身が物語を形作っていくことが可能です。
『STALKER 2: Heart of Chornobyl』は、Unreal Engine 5を使用し、息をのむようなグラフィックを実現しています。また、ダイナミックな昼夜サイクルや天候システム、そして高度なAIと「A-life 2.0」と呼ばれる生活シミュレーションシステムを搭載し、プレイヤーに現実感あふれる体験を提供します。
戦闘は非常にシビアで、プレイヤーは隠れる、戦術を駆使する、そして回復アイテムを使用して生き残る必要があります。特にバンディットとの戦闘は緊張感が高く、複数回の死亡を経験することも多いとのことです。
また、ゲームの中での探索と略奪は、プレイヤーの生存に不可欠です。戦闘後には敵から弾薬やアイテムを補充し、建物やエリアをくまなく探ることで強力な装備を手に入れることができます。
さらに、プレイヤーの選択が物語の進行に大きな影響を与えるシステムが導入されており、探索可能なオープンワールドは驚くほど詳細に作り込まれています。さらなる深みを与える「小さな物語」がプレイヤーを待っており、過去に何度も延期された本作が、ついにそのベールを脱ぐ瞬間が近づいています。
本作は、11月21日にXbox Series X/SおよびPC向けにリリースされる予定で、リリース後にはマルチプレイヤーモードと2つの拡張パックが追加される予定です。さらに、Steamでの販売が決定しており、デヌーボ(Denuvo)が使用されないことも発表されています。『STALKER 2: Heart of Chornobyl』は、リアルなサバイバル体験と自由度の高いゲームプレイで、多くのゲーマーの期待を集めています。