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賢すぎるNPCが原因?『ドラゴンズドグマ 2』パフォーマンス低下問題にカプコンが対策:最新アップデートで50-60fpsを実現

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カプコンのアクションRPG『ドラゴンズドグマ 2』は、NPCの思考処理とキャラクター物理演算によって、リリース当初からフレームレートの低下が問題視されていました。特に、複数のNPCが密集するシーンや街中でのプレイ時に、CPUにかかる負荷が増大し、これがパフォーマンス低下の主な原因であったことが、ファミ通のとインタビューで明らかになりました。

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最新アップデートでパフォーマンス向上を約束

開発者によると、CPUのリソースが各NPCの思考処理に多く割り当てられており、これがゲーム内のパフォーマンスに大きく影響を与えていました。特に、NPCが多数存在する場所では、そのAI処理によりCPU負荷が増加し、結果としてfpsの低下が顕著に表れました。これに対し、GPU関連の調整や解像度の低下は、CPU負荷を軽減する効果が少なく、根本的な解決にはならなかったと説明されています。

本作では各NPCの思考やキャラクターの物理演算への影響を処理するためにCPUパワーを割いています。そのため、街中など多数のNPCが同時に登場するシークエンスではCPUへの負荷が非常に高くなり、フレームレートに影響を及ぼすケースがありました。

https://www.famitsu.com/article/202410/20868

カプコンはこの問題に対処するため、リリース以来複数のパッチをリリースしてきました。2024年10月17日に配信された最新のパッチでは、パフォーマンスモードの導入により、PS5およびXbox Series X|Sで解像度1728p、フレームレート50〜60FPSを実現しました。PC版でも同様の最適化が行われており、これまでに報告されていたフレームレート低下の問題が大幅に改善されています。

加えて、開発チームはNPCの思考処理を最適化するための内部プロセスを再構築し、CPU負荷を軽減する工夫を続けています。特に、NPCの思考や物理演算の処理順序の変更や、一部の処理内容の簡略化が行われ、今後も引き続きパフォーマンスの改善が図られる予定です。

2024年8月には『ドラゴンズドグマ 2』のディレクターである伊津野英昭氏がカプコンを退社し、30年以上のキャリアに幕を下ろしました。伊津野氏は『デビルメイクライ』シリーズや初代『ドラゴンズドグマ』の開発でも知られており、同氏の退社後に新たなプロジェクトに取り組んでいることが報じられましたが、現時点では詳細は公表されていません。

『ドラゴンズドグマ 2』は現在、PC(Steam)、PS5、Xbox Series X|S向けにリリースされており、プレイヤーのフィードバックを元にしたさらなる改善が期待されています。

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