独立系スタジオLongdueは、2025年1月23日、新作RPG「Hopetown」のクラウドファンディング・プレローンチを発表しました。このゲームは、2019年にリリースされ高い評価を得た「Disco Elysium」の精神的な後継作として位置付けられており、開発陣には「Disco Elysium」の元開発者や、Bethesda、Bungie、Rockstarなどの業界ベテランが名を連ねています。
“心理地理学システム”で感情と記憶がゲームを動かす
「Hopetown」は、プレイヤーの選択が世界に大きな影響を与える心理学的RPGとして開発されています。ゲームの舞台は、衰退と革命的な変革の狭間に立つ鉱山町。プレイヤーは、自己破壊的で混沌としたプロヴォケーターであるルポーター役を演じ、人間の本質を探りながら、言葉と選択を通じて世界を形作っていくことになります。
ゲームの特徴として、「心理地理学システム（the psychogeography system）」が挙げられています。これは、感情や記憶、会話がゲーム内の進捗を決定する要素となり、伝統的な鍵やレバーといったメカニズムに代わって、ドアを開けたり、風景を変えたり、関係性を再構築したりするツールとして機能します。さらに、ジャーナリズムを基盤としたRPGシステムも導入され、プレイヤーは世界を形作る物語を紡ぐことができます。
開発チームには、「Disco Elysium」のコアシステム開発を担当したPiotr Sobolewski氏をはじめ、7名の元開発者が参加。また、「Cult of the Lamb」や「The Witcher」シリーズの開発経験者も加わり、RPGジャンルに新たな風を吹き込むことが期待されています。
現在、公式ウェブサイトではクラウドファンディングのプレローンチ登録が可能で、早期登録者限定の特典も用意されています。Longdueは、このプロジェクトを通じて、複雑で感情的な物語を追求するRPGの新たな可能性を切り開くことを目指しています。
ポチップ
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