9月21日にリリースされた『バイオハザード RE:4 セパレート ウェイズ』は魅力的なスパイ、エイダ・ウォンの冒険を描いており、プレイヤーやメディアから好評を博した。本DLCはゲームにかなりの量の新コンテンツをもたらし、DLCファイルに隠された謎や秘密はさらに興味深いものとなった。ありがたいことに、熱狂的なユーザーがデータファイルを解析し、発見を共有してくれた。
データを解析したバイオシリーズのMODで有名なFluffyQuack氏によると、『セパレート ウェイズ』のデータ内から本編とは異なるエイダ・ウォンの衣装が発見された。どうやら開発の初期段階では、エイダの胸元に切り込みのある露出度の高いドレスを作りたかったようだが、リリース時には露出度を控えめにしたドレスとなり実装された。
この衣装に興味があるPC版ユーザーに向けて、この初期段階の衣装を再現したMODが現在Nexusmodsにて公開されている。
Ada’s Beta Outfit Recreated
https://www.nexusmods.com/residentevil42023/mods/1780
また、アルバート・ウェスカーの別の衣装もゲームのファイルから発見された。こちらは画像のみの発見となったが、このバージョンでは、この悪役のモデルは腕が損傷しており、数年前にリークされたコンセプトアートに似たデザインとなっている。おそらく、このデザインで開発者はウイルスが人間に直接作用する様子を見せたかったのだろうが、このアイデアは採用されなかったようだ。
『セパレート ウェイズ』のもうひとつの意外な発見は、カットシーンの初期バージョンだった。ゲームファイルの中に、なぜか開発者たちがエンジン上で録画したほぼ丸1時間のクリップを残していたのだ。このクリップはFluffyQuack氏によりYoutubeに投稿されたが、現在は削除されている。どうやらカプコンから異議申し立てを受けて削除されたようだ。