CD Projektは現在、様々なプロジェクトに取り組んでおり、その中には「ウィッチャー」シリーズの第4作として位置づけられる作品“Polaris”も含まれています。Reutersの報道によると、ポーランドのスタジオは2024年末までにPolarisの積極的な開発をスタートさせる意向です。
この情報はCD Projektの共同最高経営責任者の一人であるアダム・バドフスキー(Adam Badowski)がそのメディアに語ったものです。彼は、アダム・キチンスキー(Adam Kiciński)が2024年1月1日に最高経営責任者の職を離れた後、ミハウ・ノヴァコフスキ(Michał Nowakowski)とともにCD Projektの経営に就いています。
以下は、バドフスキー氏が明かした内容:
- 2024年中頃までに、“Polaris”のプロジェクトには約400人が従事する見込みです。プロジェクトのリリース予定日は未定ですが、分析者たちは2026年または2027年に登場する可能性があると推測しています。
- 「サイバーパンク 2077」の続編であるコードネーム“Orion”は概念段階にあります。CD Projektは年末までに80人のチームを結成し、第2部の制作を開始する予定です。ノヴァコフスキによれば、チームはタイトルにマルチプレイヤー要素を追加する可能性を検討していたが、詳細には触れませんでした。
- CD Projektでは、人工知能(AI)の研究とその技術をゲーム開発にどのように活用できるかを探るグループを組織しました。「AIは特定のゲーム制作プロセスを改善するのに役立つと考えていますが、それは人々を代替するものではありません」とノヴァコフスキは語っています。
- CD Projektは、新しい「サイバーパンク」に取り組むボストンのCDPR North Americaのチームを積極的に拡大し、ポーランドのスタジオの採用は「かなり低い」水準のままとなります。
- バドフスキーによれば、企業は「Cyberpunk 2077」の悲惨なローンチから教訓を得たため、現在は開発プロセスをより良くコントロールしています。彼は将来、CD Projektがリリース時に同様の問題に直面することはないと確信しています。
CD Projektのチームは、初代「ウィッチャー」のリメイク、コードネーム“Hadar”と呼ばれる新規IP作品、そしてボストンのゲーム開発スタジオ The Molasses Floodが実施するウィッチャーのスピンオフプロジェクト“Project Sirius”にも取り組んでいます。