Gearbox Softwareと2K Gamesが、待望の新作『ボーダーランズ 4』を2025年にリリース予定であることを発表しました。8月21日に行われたGamescom 2024のOpening Night Liveで、正式に公開されたこの発表に合わせて、短いティーザートレーラーも公開されました。
ヒャッハーしようぜ!
発表されたティーザーは、『ボーダーランズ 3』のエンディング直後の壮大な爆発シーンと惑星規模の破壊を描いた内容で、『ボーダーランズ 4』では、伝説のヴォルト・ハンターとしてプレイヤーがエイリアンの秘宝を求め、敵の大群を吹き飛ばしながら“ヒャッハー”するスリリングな冒険が待っているとのこと。
具体的な詳細やゲームプレイの映像はまだ公開されておらず、『ボーダーランズ 4』はまだ開発の初期段階にあり、2025年のリリース日も未確定な可能性があります。しかし、Gearboxは本作に対して非常に大きな期待を寄せており、ファンを魅了する次世代のシューティングRPGを提供することを目指しています。
また、SteamとEpic Games Storeでは既にウィッシュリストに追加することが可能です。さらに詳しい情報に期待です。
コミュニティ上では、シリーズの特徴であるセルシェーディングスタイル(手描き風のグラフィク表現)が今回のティザーでは見られなかった点に驚きを感じる声が多くありました。初代『ボーダーランズ』はリアルなグラフィックスタイルで開発されていましたが、このスタイルではゲームの独自性が十分に発揮されていないとし、開発途中でコミックブックやアニメのようなセルシェーディングスタイルに大胆に切り替えました。このスタイル変更は、ゲームのユニークな世界観とキャラクターの個性を際立たせ、シリーズの象徴的な要素となりました。
しかし、『ボーダーランズ 4』のティーザートレーラーでは、従来のセルシェーディングではなく、リアル寄りのビジュアルが一部で見られ、ファンの間で賛否が分かれています。シリーズの伝統的なスタイルを愛する声も強く、「元のスタイルを維持してほしい」との意見が多く見受けられました。
また、エイリアンの秘宝や異次元の裂け目など、新たな惑星と設定に対する期待感が高まっています。特に、エルピスやリリスの運命がどのように描かれるかに注目が集まっており、これまであまり掘り下げられてこなかったエイリアンの要素が今後の物語で重要な役割を果たすのではないかという推測がされています。
一方で、『ボーダーランズ 3』のストーリーやダイアログに対する不満が再び話題になっており、特にスキップ不可能なダイアログがゲーム体験を損なっていると感じているユーザーが多いようです。これに対して、『ワンダーランズ』ではダイアログがスキップ可能であったことが評価されており、次回作でもこの機能が導入されることを望む声が多数上がっています。
さらに、シリーズ独特のユーモアが、今作でもどのように表現されるかが議論の的となっています。過去作では時折「時代遅れ」とも言われるミームやジョークが取り上げられ、今回もそのような要素が含まれるのではないかという懸念が示されていました。
全体として、コミュニティは『ボーダーランズ 4』に対して高い期待を持ちながらも、過去の問題点が再び浮上することを懸念しています。今後の詳細な情報公開に注目が集まるとともに、開発チームがこれらの声をどのように反映させるかが鍵となるでしょう。