『ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者（Dragon Age: The Veilguard）』の最新情報が、BioWareの開発者によるDiscord Q&Aセッションで公開されました。本作は10月31日にPC、PlayStation 5、Xbox Seriesでリリース予定です。今回の発表では、ロマンス要素、クラスシステム、そして新たなビジュアルデザインについて詳細が明らかになりました。
キャラクターカスタマイズの自由度とヌード表現の選択
プレイヤーは複数の巨大なロケーションを探索でき、各仲間キャラクターが独自の能力を持つことが確認されました。これにより、ゲームプレイがさらに多様化し、リプレイ性も高まります。また、特定の仲間との関係性が進行することで、ストーリーの展開に影響を与える可能性があります。
興味深いのは、キャラクターの外見を自由にカスタマイズできる点です。衣装だけでなく、キャラクターのアンダーウェアまで選択可能で、ゲームの中でトップレスなどのヌード表現も設定でオンオフできるとのこと。
重要なストーリークエストは線形でありながらも、非常に緻密に作り込まれており、各クラスには独自のゲームプレイスタイルがあります。特に、魔法使いがどの元素の呪文でも学べる一方で、専門化することで特定の元素の扱いが容易になるシステムが注目されています。
また、プレイヤーが選ぶ派閥により、仲間キャラクターとのユニークな対話が可能になることも判明しました。さらに、モリガンと彼女の母との複雑な関係が再び描かれるなど、シリーズファンにとって興味深い要素が盛りだくさんです。
『ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者』は、細部までこだわったデザインと深みのあるストーリーテリングを提供する一方で、プレイヤーの選択によって異なる体験ができる、多層的なRPGとして期待されています。
ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者 | 新たなDiscord Q&A詳細
オプション/カスタマイズ
- カットシーン中に一時停止が可能
カットシーンの途中でも、ゲームを一時停止することができます。 - キャラクター作成で下着を選択可能、ヌードのオン/オフも切り替え可能
キャラクター作成時に下着を選べるほか、ゲーム内のヌード表現をオンまたはオフに切り替えることができます。 - スキルポイントのリセットが可能
すべてのスキルポイントをリセットして、他の専門化に再割り当てすることが可能です。 - フルリストのアクセシビリティ機能はリリース前に公開予定
アクセシビリティ機能の完全なリストは、リリース前に公開される予定です。 - 「派閥アイテム」が多数存在
各派閥に関連したギア（装備）が多数あり、他の派閥を強化することで手に入るようになります。たとえば、Veil Jumpers派閥からの装甲は、電気ダメージなどの特殊効果を持つことがあります。 - フル・トランスモグリフィケーションシステム
ゲーム内で見つけたギアの外見を解放することができ、一部は外見のみの装備として使えます。たとえば、訓練用ダミーのような見た目に着せ替えることができます。 - 鎧やカジュアルウェアもトランスモグリフィケーション可能
鎧やカジュアルウェアのトランスモグリフィケーションが可能で、たとえば、Lighthouseの周りをフルアーマーで歩くことができます。 - キャラクター作成データの保存
作成したキャラクターを保存できるため、毎回最初から作り直す必要がありません。ただし、保存データはローカルであり、Veilguardはオフラインゲームです。 - 髪の毛の技術が高く評価されている
キャラクター作成では「驚異的」な髭を設定でき、特にドワーフ風の大きな髭（編み込みやビーズ付きなど）が注目されています。 - 戦闘ダメージの数字、ミニマップ、道しるべ、ヘルスバーなどを非表示にできる
戦闘ダメージの数字やミニマップ、道しるべ、ヘルスバー、攻撃インジケーターなどを非表示にするオプションがあります。 - ヘルメットは全種族が装着可能
一部の例外を除き、すべての種族がヘルメットを装着できます。例外はクナリのフェイスペイント（さまざまなバリエーションがあります）です。 - 各鎧の色には標準のカラーと派閥に関連するカラーバリエーションがある
各鎧には標準のカラーがありますが、派閥に関連したさまざまなカラーバリエーションも存在します。 - ゲーム内の姓は派閥選択に基づいて決定
ゲーム内での姓は、選んだ派閥の背景に基づいて決定され、対話の中で頻繁に言及されます。
探索
- 重要なストーリーミッションは線形で、精巧に作り込まれている
重要なストーリーミッションはより線形であり、非常に緻密に作り込まれています。 - 複数の大規模なオープンエリアが存在
Arlathan ForestやThe Hossberg Wetlands、Crossroadsなど、探索可能な大規模エリアがいくつか存在します。 - 各仲間キャラクターには戦闘外でのユニークな能力がある
各仲間キャラクターは、探索やパズル解決などで役立つユニークな能力を持っています。
仲間キャラクター
- 仲間キャラクターの年齢
ターシュ（女性のクナリ）は20代前半で最年少、エメリック（灰色の髪の魔法使い）は50代前半で最年長です。 - ダブリン（グレイ・ウォーデンの仲間キャラクター）の性格
ダブリンは厳格で思慮深く、配慮のある性格ですが、優しい一面も持っています。彼は誇り高く、特定の仲間キャラクターとの間にライバル関係があるかもしれません。また、献身的で優れたモンスターハンターです。 - ロマンス要素は仲間キャラクターに限定
チームはロマンスを仲間キャラクターに集中させたいため、他のNPCとのロマンスはありません。 - 仲間キャラクターの能力に関する新たな情報
仲間キャラクターの奇妙な能力が、Veilの状態が悪化し、裂け目を通じて世界に魔法が戻ってくることと関係している可能性があります。 - 仲間キャラクター間の有機的な関係がゲーム内で発展
ネーヴとベララは姉妹のような絆を築き、ターシュとエメリックはお互いに冗談を言い合う関係で、ネクロマンシーについては全く意見が合いません。 - 「仲間を抱きしめる」ボタンはないが、一部の場面で抱きしめることができる
「仲間を抱きしめる」ボタンはありませんが、特定の場面で仲間を抱きしめることができるシーンが存在します。 - ギフト機能の復活
世界の特定の場所でアイテムを見つけたり購入したりして、仲間キャラクターにプレゼントできます。これらのギフトは、各キャラクターの部屋に反映されます。 - 仲間キャラクターには個別のアークがあり、それぞれのクエストが多様
すべての仲間キャラクターには個別の物語があり、彼らのクエストも多岐にわたります。 - クエストは選択やプロットの進行によって失われることがある
選択やプロットの進行によって、一部のクエストが失われる可能性がありますが、一般的にはプレイヤーがコンテンツを見逃さないように設計されています。例えば、仲間キャラクターが世界に現れ、自発的に冒険を提案することがあります。 - 仲間キャラクター同士の関係もゲームを通じて発展
ロマンチックな関係を結ぶ場合など、仲間キャラクター同士の友情やライバル関係も発展していきます。 - 仲間キャラクターの好物と料理のスキル
すべての仲間キャラクターには好きな食べ物があり、チーム内では料理のスキルが異なることがあります。ベララとルカニスは実質的にチームの料理人であり、これはゲーム内でも反映されています。 - 仲間キャラクターは「見つけた家族」のような存在
仲間キャラクターはお互いに投資しており、その関係は多くのシーンや会話、拠点でのやり取りに表れています。チームは、ゲームがプレイヤーだけのためのテーマパークのように感じるのではなく、仲間キャラクターが独自の人格を持ち、世界に生きているように感じられることを目指しました。
戦闘
- コンボシステム
魔法使いは「弱化/圧倒」デバフを付与し、「粉砕」デバフを爆発させます。盗賊は「弱化/粉砕」を付与し、「圧倒」を爆発させます。戦士は「粉砕/圧倒」を付与し、「弱化」を爆発させます。この「じゃんけん」のような関係性が、一つのクラスを選択するメリットとなります。ギアやスキル、ルーンによって、このパラダイムを破ることも可能で、多くの柔軟性があります。 - 各クラスには2つの武器スロットがあり、攻撃中でも切り替え可能
たとえば、魔法使いは杖やオーブ+短剣を使うことができ、杖で攻撃しながら途中でオーブ+短剣に切り替えることができます。 - エレメンタル効果を活用
たとえば、火属性の攻撃を行った後、すぐにネクロティックオーブ+短剣に切り替えて追加ダメージを与えることができます。 - 「タンク」を戦闘に連れて行く必要はない
チームは、プレイヤーが仲間キャラクターに愛着を持ち、常に連れて行きたくなることを認識しているため、さまざまなビルドやプレイスタイルに対応できるようにゲームプレイを設計しました。 - 魔法使いクラスはすべての元素の能力を学べる
魔法使いクラスは、特定の専門化に縛られることなく、すべての元素の能力を学ぶことができます（例：Evokerのような専門化により、氷呪文へのアクセスが容易になります）。 - エレメンタル効果は開発の大きな焦点
戦士や盗賊も、より魔法的な要素を持つように視覚的に表現されるため、全クラスがエレメンタル効果を活用できるようになっています。戦士は最も人気のないクラスの一つだったため、チームは彼らを視覚的により興味深く、インパクトのあるものにすることを目指しました（物理的なビルドにして、あまり派手でないスタイルも選べます）。
ストーリー/設定
- Assan以外にも他のグリフォンが登場
ゲームにはAssan以外にも他のグリフォンが登場します。 - 複数回のプレイを促進する要素が多数存在
3つのクラスが非常に異なるプレイスタイルを提供するほか、選択が異なる結果を生み、選択に基づいて異なるコンテンツが表示されるなど、複数回のプレイを楽しめる要素が多数あります。 - 外部の書籍やコミックを読む必要はないが、読んでいると体験が向上
ゲームをプレイするために外部の書籍やコミックを読む必要はありませんが、それらを読むことで体験が向上します。 - ネタバレ注意 Maevaris Tilaniが登場することが確認されました
Maevaris Tilaniがゲームに登場することが確認されました。 - 派閥の選択によって特定の仲間キャラクターとのユニークな対話が解放される
派閥の選択によって、特定の仲間キャラクターとのユニークな対話オプションが解放されます。 - ソラスとの関係はフレンドリーにも対立的にもなりうる
ソラスとの関係や対話は、フレンドリーなものにも対立的なものにもなりえます。また、仲間キャラクターとの関係がソラスに影響を与えることもあります（例：ベララやダブリンはソラスについて深い考えを持っています）。 - モリガンを含むキャラクターの再登場は意図的
モリガンは、自分自身と母親についての内省を深め、自己を受け入れることに向き合っています。