Pearl Abyssが開発中の期待作『紅の砂漠(Crimson Desert)』の最新のゲームプレイ映像がIGNから公開され、ファンの注目を集めています。この映像では、50分以上にわたるオープンワールドの壮大な風景や、都市、草原、岩山などのエリアが紹介され、プレイヤーは主人公のKliffを通じてクエストやランダムな遭遇、戦闘を体験できます。
リリース日は未定、2025年に発表の期待
『紅の砂漠』は、当初はMMORPGとして発表されましたが、開発中にシングルプレイヤーゲームへと方向転換されました。ゲームはPearl Abyss独自のBlackSpace Engineを使用し、壮大な世界を描き出しています。映像の中では、主人公Kliffが「Black Bears」との戦闘や、ボスキャラクター「Split Horn」との対決などが繰り広げられ、迫力のある戦闘シーンも確認できました。
そんな本作ですが、リリース日は依然として不明であり、噂では2025年の第1四半期に向けての発表が期待されています。多くのファンが待ち望んでいるリリース日については、今後のThe Game Awardsでの新トレーラーが発表されるとの推測もありますが、公式な確認はまだありません。
さらに、映像の中ではAMD FSR 3.0への対応が計画されていることが明らかになりました。これにより、NVIDIAのDLSSやIntelのXeSSにも対応する可能性が高く、技術的な進化も期待されています。
Redditのr/Gamesコミュニティでも多くの反響が寄せられています。あるユーザーは、このゲームがMMORPGではなくシングルプレイヤーRPGとして開発が進んでいる点に注目し、『The Witcher』シリーズと似たゲーム体験が得られるのではないかと期待を示しています。また、元々『黒い砂漠』の前日譚として計画されていたものの、開発途中でシングルプレイヤーゲームへと方向転換した経緯が指摘されています。
一方で、過去の『黒い砂漠』の戦闘システムを評価していたプレイヤーからは、今回のシングルプレイヤー化に対して大きな期待を寄せる一方、MMORPG要素がなくなったことを残念に思う声も上がっています。
戦闘シーンについては、「アクションが不正確」と感じるユーザーや、「アニメーションが不自然」との指摘がある一方で、派手なエフェクトが戦闘の視認性を妨げているとの意見も見られます。グラフィック面では、美しいビジュアルに対する賞賛があるものの、キャラクターの足音や影の表現が一貫していない点に違和感を覚えるユーザーもいるようです。
全体的に、コミュニティの反応は賛否が分かれており、『紅の砂漠』のリリースに対する期待感と懸念が入り混じった状況となっています。今後の情報公開や改善点に注目が集まる中、2025年のリリースが待ち遠しいタイトルであることに変わりはありません。