KT Racingが手掛けるレーシングゲーム『Test Drive Unlimited Solar Crown（TDU: Solar Crown）』は、9月12日にPC、PS5、Xbox Series X|Sで正式リリースされましたが、ゲームのサーバー問題やパフォーマンスの低さがコミュニティで大きな議論を呼んでいます。特に、サーバー障害によりゲームプレイができない状態が続いており、Steamの評価も低迷しています。
300以上の修正を含む初回アップデート
開発チームは早急に対策を講じており、300以上の修正を含む最初の大規模アップデートを近日中に配信する予定です。このアップデートでは、グラフィックやゲームプレイのバランス、AIの改善、周辺機器の対応強化などが含まれており、全プラットフォームでのパフォーマンス向上が期待されています。加えて、オフラインモードの実装についてもコミュニティの要望に応える形で検討が進められています。
また、ゴールドエディションを購入したプレイヤーに対しては、サーバー問題での不具合に対する補償が行われる予定ですが、現時点ではその詳細は発表されていません。
さらに、クリエイティブディレクターのアラン・ジャルニオ氏が、ゲームのローンチについて振り返りながら、コミュニティのフィードバックに応じた「Dev Diary」動画を準備中であることも明らかになっています。この動画では、ゲームの最適化やオフラインモード、AIの改善に関する具体的な内容が説明される予定です。
「Test Drive Unlimited Solar Crown」リリース直後のSteamでの同時接続プレイヤー数は最大5305人で、これは早期アクセス時のプレイヤー数をわずか750人上回る数字です。開発チームは、さらなる改善と新コンテンツの提供を約束しており、プレイヤーからのフィードバックに基づいたアップデートが続くことを強調しています。今回のパッチによって、今後の評価がどのように変わるかが注目されています。
