『The Elder Scrolls V: Skyrim』は、そのリリースから10年以上が経過した今でも多くのプレイヤーに愛されている名作RPGです。その広大なオープンワールドは、探検者や冒険者の好奇心を刺激し続けています。
今回、そのSkyrimの広さをリアルな世界で体感しようとする驚くべき挑戦が行われました。コンテンツクリエイターのShakeMistake(またはShokMistake)氏が、自身の生放送でSkyrimを「実際に歩いて横断」するというユニークな実験を実施しました。
リフテンからソリチュードまでの道のりを歩いて体感!
ShakeMistake氏の試みは、スマートフォンアプリ「Steppel」を使用して、リアルタイムでの歩行をゲーム内のキャラクターの移動に連動させるもの。彼は、スカイリムの南東に位置するリフテン(リフト)から北西にあるソリチュード(ハーフィンガル)までの距離を、自らの足で踏破することに挑戦しました。
ShakeMistake氏は、最初の挑戦では道に迷ったり、ゲーム内の自動経路案内に頼って不正確なルートをたどってしまうなど、何度も失敗しました。しかし、彼はチャットの助言を受け、ゲーム内の道標(道路標識)を利用して正確なルートを見つけることに成功。ついにリフテンからソリチュードまでの道のりを14,000歩、約10キロメートルの距離で歩破しました。
驚くべきは、これが単なる「歩行」ではなく、ゲームを通じての運動の一環として行われた点です。ShokMistake氏は、リスナーとの会話を楽しみながら、ウォーキングとゲームプレイを融合させたこの試みを「楽しい体験」と語り、多くの視聴者に影響を与えました。
最終的に彼は、リフテンからソリチュードまでのルートを「歩いて」移動するのに約3時間、14,000歩を費やしました。この挑戦は、フィットネスとゲームの融合を実現する新たなアプローチとして注目を集め、他のゲームやマップにも応用できる可能性が示されました。実験に興味を持った視聴者からは、次の挑戦として「GTA V」や「レッド・デッド・リデンプション 2」のマップを歩くことが提案されています。
さらに、ShakeMistake氏は、この実験で使用したAndroidアプリ「Steppel」のiOS版の開発を望んでおり、視聴者に広く共有を呼びかけています。ゲームをしながら運動する新たなスタイルが、今後さらに発展する可能性を秘めています。