2024年12月9日にリリース予定の『インディ・ジョーンズ/大いなる円環(Indiana Jones and the Great Circle)』は、MachineGamesが手掛ける最新作で、アクションと探検が融合した没入型のゲーム体験が期待されています。特に「探検」と「ステルス」が中心に据えられており、プレイヤーはインディの象徴的な冒険をリアルに再現できるよう工夫されています。
ステルスアクションの新境地:バチカンとエジプトでのミッション
複数のメディアが試遊会で体験したところ、バチカンやエジプトのギザを舞台に、ステルスと探索が新たなスリルを提供しているとの評判が立っています。
バチカンのミッションでは、パトロール中の敵を避けながら、物陰に隠れたり、環境内のオブジェクトを使って陽動を仕掛けるシーンが描かれます。カイロのシーンでは、プレイヤーは変装を活用して敵に気づかれないように行動し、インディの代名詞ともいえる「ムチ」や「身近な道具」を使ってさまざまな方法で敵を制することが可能です。
本作は映画シリーズの象徴的な要素をしっかりと受け継ぎつつ、プレイヤーがインディの視点で古代遺跡や危険なトラップを乗り越え、謎解きに挑戦することが可能です。プレイヤーはカメラ機能を使って発見を記録し、マップを自分なりにメモしながら進めていくことができるため、探検家としての没入感が一層深まります。
メディアの評価も高く、GamesRadarは「ステルスを駆使したエピソードがインディの世界観を見事に再現している」と評価。IGNは、「1987年の映画にそのまま組み込まれたような完成度」とコメントし、T3も「探検要素が充実しており、映画ファンにもゲームファンにも満足できる仕上がり」と太鼓判を押しています。一部のメディアは序盤のパズルが簡単だと指摘していますが、インディアナ・ジョーンズらしい難解な謎やサプライズも今後登場することが期待されます。
PlayStation 5版は2025年に登場予定で、次世代機ならではの表現力がさらなる没入感をもたらすと予測されています。アクションとステルスを組み合わせ、細部まで丁寧に作りこまれた『インディ・ジョーンズ/大いなる円環』は、まるで映画の中に入り込んだような体験をプレイヤーに提供します。