2024年12月1日、ValveはFPS/TPSゲーム『Fursan al-Aqsa: The Knights of the Al-Aqsa Mosque』をイギリスのSteamストアから削除しました。
この措置は、イギリスの対テロ対策部門「Counter Terrorism Internet Referral Unit(CTIRU)」からの要請に応じたもので、詳しい理由は明らかになっていませんが、同ゲームが「テロリストのプロパガンダ」と見なされたことが背景にあるとされています。
開発者は「二重基準」との批判
Counter Terrorism Internet Referral Unit (CTIRU) は、イギリスの対テロリズム戦略「CONTEST」の一環として設立された専門部門で、インターネット上の過激主義的コンテンツやテロ関連のプロパガンダを監視・削除する役割を担っています。
ブラジル人開発者Nidal Nijm氏による同ゲームは、パレスチナ視点からイスラエル・パレスチナ問題を扱った作品で、「パレスチナの土地に対するイスラエル軍の占領に対する抗議のメッセージ」を前面に押し出しています。
Nijm氏は声明の中で「これは明らかに政治的理由によるものであり、他のゲーム、特に『Call of Duty』のような作品が同様の基準で禁止されないのは二重基準だ」と批判しました。また、彼はValveやSteamの責任を追及せず、「各国政府の決定に従わざるを得ない」と理解を示しています。
本作品は、2022年4月のリリース以来、ドイツとオーストラリアでも販売が禁止されていますが、これらの国では年齢制限の問題が主な理由とされています。一方、イギリスでの禁止措置は明確に政治的な側面が関係していると開発者は指摘しています。同タイトルは現在、イギリスでは購入不可で、Steamのページには「このアイテムは現在、お客様の地域では利用できません」というおま国メッセージが表示されます。
さらに、最近の「Operation al-Aqsa Flood」という新しいアップデートでは、2023年10月7日の攻撃を再現する内容が含まれており、論争が一層激化する可能性があります。開発者はこのアップデートについて「プレイヤーが重要な歴史的出来事を追体験する機会を提供する」と説明していますが、このような表現がさらなる地域規制を引き起こす可能性を懸念しています。
ゲームが他国で禁止される可能性も浮上しており、開発者は購入を検討しているプレイヤーに対し、「販売禁止になる前に購入してほしい」と呼びかけています。現在もSteamで購入可能な地域ではプレイを楽しめる状態ですが、販売停止リスクが今後も続くと予測されています。
1: 名無しのゲーマー
「Steamでの販売停止は過剰反応だと思う。どんなゲームも議論を呼ぶ権利があるんじゃない?」
2: 名無しのコレクター
「これってむしろ宣伝効果になるよな。自分もこのニュースで初めて知ったわ。」
3: 名無しの批評家
「このゲームがテロを美化しているかは別として、現実の事件を題材にするのはデリケートすぎる。」
4: 名無しの初心者
「これがアウトなら、過去の戦争を題材にしたゲームも全部アウトじゃん。」
5: 名無しの歴史家
「イギリスの規制基準が曖昧すぎて、ゲームをどう受け取るかが結局主観に左右されるね。」
6: 名無しのプログラマー
「販売停止じゃなくて年齢制限で良かったのでは?議論を封じるのは良くないと思う。」
7: 名無しの現実主義者
「正直、Steamから消されても他の方法で入手する人は絶対いるだろ。」
8: 名無しの皮肉屋
「逆に『宣伝ありがとう』って感じだろうね、開発者は。」
9: 名無しのゲーマー
「そもそも発売禁止のラインが曖昧すぎる。自由な表現はどこに行った?」
10: 名無しの平和主義者
「ゲームの内容よりも、プレイヤーがどう楽しむかの方が重要だと思う。」
11: 名無しの愛国者
「イギリス政府の対応は過剰だけど、感情的には理解できる部分もある。」
12: 名無しの探究者
「そもそもこのゲーム、プレイするとそんなに過激な内容なんだろうか?」
13: 名無しの評論家
「表現の自由は大事だけど、それと他人を傷つける権利は別だよね。」
14: 名無しの疑問者
「じゃあ『Call of Duty』はなぜ規制されないんだ?あれも現実の戦争をベースにしてるじゃん。」
15: 名無しの冷静派
「結局、規制の基準を明確にしないと、こういう問題は無くならないよね。」
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