2025年にリリース予定の新作『ELDEN RING NIGHTREIGN』が、The Game Awards 2024で発表されました。本作は、フロム・ソフトウェアが手掛ける『ELDEN RING』のスピンオフ作品であり、最大3人の協力プレイを中心に据えたサバイバルアクションRPGです。どのような新しい体験が待ち受けているのか、PCGAMERやファミ通とのインタビューで公開された情報を詳しく解説します。
過去作でレベルデザインを手掛けた石崎淳也氏がディレクターに
本作の開発は、これまで『Dark Souls』や『Bloodborne』でレベルデザインを手掛けた石崎淳也氏が指揮を執ります。宮崎英高氏のもとで鍛えられた石崎氏は、今回のプロジェクトで新たなゲーム体験を生み出すべく、ディレクターとしてデビューします。
石崎
『ELDEN RING』の開発終盤ごろに、宮崎(宮崎英高氏。フロム・ソフトウェア代表取締役社長、『ELDEN RING』ディレクター)から「そろそろディレクターをやってみないか?」という打診がありました。
『エルデンリング ナイトレイン』は3人で3日間を生き抜くオンライン協力プレイのサバイバルアクションに。ディレクターが詳細を語る国内メディア独占インタビュー
ちょうど『ELDEN RING』のバトルを担当している中で、この戦闘をベースとして、もっと大きな流れのあるバトルのゲームを作ったらおもしろくなるのではないか、と考えていたこともあり、やることにしました。
ゲームの基本コンセプト
『ELDEN RING NIGHTREIGN』は、3日間という限られた時間で生き延び、最終日のボスに挑むオンライン協力プレイ型のサバイバルアクションRPGです。プレイヤーは、8種類の固定キャラクターから選択し、それぞれの特徴やスキルを活かして冒険を進めます。
- 昼夜のサイクル:昼は探索と成長、夜はボス戦というサイクルが繰り返されます。
- 縮小する探索エリア:時間経過とともに探索可能なエリアが狭まるため、効率的な行動が求められます。
- ランダム性:フィールドの配置や装備の性能がセッションごとにランダム化され、毎回新鮮な体験が可能です。
それらの配置はセッションに入るたびにランダムに変更され、そのセッションにおいて固定されます。拠点やダンジョンには、敵がいたり、宝箱が置かれたりしていて、敵を倒せばいわゆる経験値であるルーンが手に入り、宝箱には武器やアイテムがあります。
『エルデンリング ナイトレイン』は3人で3日間を生き抜くオンライン協力プレイのサバイバルアクションに。ディレクターが詳細を語る国内メディア独占インタビュー
協力プレイとコミュニケーション
本作は、基本的に3人プレイを前提とした設計ですが、ソロプレイにも対応しています。コミュニケーション手段としては、ピンやジェスチャーを採用し、過度なやり取りを必要としない「ゆるいつながり」を実現しています。
テキストチャット、スタンプなどはありません。基本、ピンとジェスチャーでコミュニケーションを取る形になります。もちろん、外部のボイスチャットツールなどを使っていただいて楽しむのは、皆さんの自由です。
『エルデンリング ナイトレイン』は3人で3日間を生き抜くオンライン協力プレイのサバイバルアクションに。ディレクターが詳細を語る国内メディア独占インタビュー
ゲームプレイの詳細
- 武器と装備:『ELDEN RING』から継承した武器やアイテムが登場。武器にはランダムな特殊効果が付与され、プレイごとに異なるビルドが楽しめます。
- キャラクター:それぞれがユニークなスキルやアーツ(必殺技)を持つ固定キャラクターで、プレイスタイルに応じた選択が可能です。
- 昼夜の流れ:昼間はフィールド探索と装備の強化、夜間は強力なボスとの戦闘が繰り広げられる緊張感あるプレイ体験。
- アイテムの収集:フィールド内の宝箱や敵から得られるアイテムは、次のセッションにも影響を与える重要な要素です。
- リプレイ性:1セッションは約40分で完結し、何度も挑戦することで新たな発見がある設計です。
物語と世界観
『ELDEN RING』のパラレルワールドとして設定された本作では、”夜の支配”というテーマのもと、独自のストーリーが展開されます。プレイヤーは”夜渡り”と呼ばれる8人のキャラクターとして、それぞれ異なる背景と目的を持ちながら冒険に挑みます。
- 敵キャラクター:『ELDEN RING』および『Dark Souls』シリーズの一部敵キャラクターが登場し、カオスな夜の戦闘を盛り上げます。
- ボスの選択:セッション開始時に最終ボスを選ぶことで、プレイスタイルに応じた戦略が求められる設計です。
「ライブサービス」ではない独自性
『ELDEN RING NIGHTREIGN』は、近年のフリー・トゥ・プレイ型ライブサービスゲームとは一線を画します。ディレクターの石崎淳也氏は、PC Gamerのインタビューで以下のように語っています。
Nightreignは購入したその日から完結したパッケージとして楽しめるゲームを目指しました。すべての要素がゲーム内に含まれており、追加購入を必要としません。この作品をライブサービスゲームとは見なしていません。
Elden Ring: Nightreign ‘is not what we consider a live service game,’ says FromSoftware: ‘We wanted to have a game that felt like a complete package’
また、販売元のバンダイナムコは、本作が独立したスピンオフタイトルであり、『ELDEN RING』本編を所有していなくてもプレイ可能であることを明らかにしました。価格設定は『Shadow of the Erdtree』拡張コンテンツに近い形となり、フルプライスゲームよりも低価格で提供される予定です。
ネットワークテストとリリーススケジュール
リリース前にはネットワークテストが行われる予定で、参加登録は2025年1月10日から開始されます。テスト自体は2月に予定されており、PS5とXbox Series X/Sのユーザーが対象となります。
- テスト内容:プレイヤーのフィードバックを基に最終調整を行うため、ゲームの主要要素が体験可能。
- 正式リリース:2025年内にPC版も含めたマルチプラットフォームで発売予定。
『ELDEN RING NIGHTREIGN』は、フロム・ソフトウェアがこれまで培ってきた要素を凝縮し、ユニークな協力プレイ体験を提供する意欲作です。昼夜のサイクルやランダム性の高いゲームデザインにより、プレイするたびに異なる発見と挑戦が待っています。挑戦的なゲームデザインと新たな試みに期待が高まります。
1: 名無しのゲーマー
「これって結局DLCじゃなくて単体ゲームなんだね。値段次第で買うか決めるわ☠️」
2: 名無しの冒険者
「ランダム生成のリムグレイブとか、ちょっと面白そうじゃない?」
3: 名無しのソウル愛好家
「でも実際にボスも使い回しっぽいよな…無名の王そのままだし。」
4: 名無しの探索者
「これ絶対『Prey Mooncrash』っぽい感じだろ!めっちゃ楽しみ!」
5: 名無しの審判者
「オンライン専用じゃなきゃいいんだけどなぁ…オフラインでソロプレイできるらしいけど、どうなんだろう。」
6: 名無しのRPGプレイヤー
「やっぱフロム作品は安定して面白いけど、最近マンネリ感ある気がする。」
7: 名無しのナイトウォーカー
「でも、このスピード感のある戦闘は『SEKIRO』っぽくて期待してる!」
8: 名無しのコレクター
「ゲーム内課金がないって聞いて安心した。完全パッケージは大歓迎!」
9: 名無しのソロプレイヤー
「ソロでも挑戦可能って言われてるけど、難易度調整ちゃんとしてくれよ…」
10: 名無しの鍛冶屋
「ランダム性能の武器があるのか。それって面白いのか、ただの運ゲーなのか…」
11: 名無しの月光剣士
「フロムがこの手のゲームでコープ特化とか、面白い挑戦してるな。」
12: 名無しの鍛錬者
「ランダム生成って言うけど、どうせすぐ飽きるやつでしょ?」
13: 名無しのエルデンファン
「リムグレイブのエリア狭まるとか、バトルロワイヤル風味もあるのか。ちょっとカオスすぎるな。」
コメント この話題についてのあなたの考えや感想を、コメントで共有してみませんか?