PC版『Starfield』は、最速のGen5 SSDでさえスタッタリングの脅威から安全ではない、IO使用率の大きな問題を抱えている可能性があるとCompusembleが報告。
ご存知の通り、Bethesdaは『Starfield』をSSDにインストールすることを推奨しているが、それでもスタッタリング(カクツキ)の問題は続いている。YoutubeチャンネルCompusembleで行われたテストは実に注目に値するもので、『Starfield』を実行しているSSDが「トラバーサルスタッター」に遭遇することを発見した。つまり、SSDが想定しているよりもずっと多くの情報を受け取っていることになり、潜在的な「ボトルネック」につながっているのだ。
Compusembleは、この問題をさらに詳しく説明するため、ゲーム内で非常に人気が高く、グラフィック負荷の高い設定である「ニューアトランティス」で得られたベンチマークをまとめた。その結果、オンボードSSDの使用率が100%に達し、GPUが十分なパフォーマンスを発揮できず、場合によっては「使用率0%」という衝撃的な数値にまで落ち込んでいることがわかった。さらに、興味深い事実は、ユーザーが市場で最速クラスの速度を誇るCrucial T700 Gen5 SSDを使用していたことである。
この根本的な問題を解明するのは難しいが、Compusembleの報告によると、これも「SSDの最適化」が不十分で、ブロックサイズの範囲が危険にさらされているケースだという。平たく言えば、SSDは最大性能を引き出すために一定のブロックサイズを必要とするが、このケースではブロックサイズが低すぎるため、SSDは555MB/秒を超えることさえできるのだ。
これがStarfieldのスタッタリングの主な原因かどうかは定かではないが、SSDの使用率がわかるベンチマークアプリで確認することができる。あなたのPCがこの問題に直面しているとしても、残念ながら、これは開発者側の問題であるため、これを解決するために何かをすることはできない。ベセスダには、この「SSDボトルネック」が発見されることなく、何人かの消費者の間でスタッタリングの問題を引き起こしている可能性があることを、早く認めてもらいたい。
SSDでの起動が必須だったのに最適化されてないって…?