任天堂が2018年に発表されたNintendo Switchのエミュレータ「Yuzu」の製作者に対して訴訟を起こした事が明らかになりました。
この訴訟は、ロードアイランド州の地方裁判所に提出され、YuzuがNintendo Switch用タイトルの技術的保護手段を不正に回避し、海賊版の配布を助長していると指摘しています。
法的対立の背景
任天堂は『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』が公式の発売前に100万回以上ダウンロードされ、その期間中にYuzuのPatreonの支援が倍増したことを訴訟で指摘しています。
また、Yuzuがユーザーによる任天堂の著作権作品の違法なコピー作成と配布を助長し、それに貢献していると主張し、著作権侵害の疑いで損害賠償を求めています。さらに、エミュレータの公開停止、法的な損害賠償および利益の返還も要求しています。
さらに、「Nintendo SwitchタイトルをプレイするためにYuzuを使用する合法的な方法はない」と主張。Nintendo SwitchおよびNintendo Switch用タイトルには複雑なセキュリティ機能が施されており、不正コピーまたは海賊版のゲームのプレイを防いでいます。
過去にもAndroid向けSwitchエミュ「Skyline」に対して訴訟を起こしており、最終的には開発中止にまで追い込まれた経緯があります。
Mag
割れダメ。ゼッタイ。