2024年11月1日にリリース予定の『ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者(Dragon Age: The Veilguard)』は、BioWareの最新作として多くの注目を集めています。ゲームプレイ時間はメインストーリーを中心に進めると約40時間、サイドクエストを含めると最大で100時間を費やすことができることがYoutubeチャンネルNorZZaのインタビューで明らかになりました。開発チームによれば、今回のゲームは質に重点を置いたコンテンツが特徴で、深く練り込まれた物語とキャラクターの関係性が魅力とのことです。
派閥クエストで物語が変化!フラクションの強化がもたらす影響
本作は、3つの大きな章から成り立っており、メインストーリーのみを進めると最短で40時間でクリア可能です。しかし、プレイヤーはフラクション(派閥)に関するサイドクエストや仲間キャラクターとの関係構築により、ゲーム内で100時間以上を過ごすことができます。特に、仲間キャラクターである“ルーク”との関係を築くことで、新たな能力を解放できる点が特徴です。各仲間には専用のスキルツリーが用意されており、これによりプレイヤーはキャラクター同士の連携を高めることができます。
BioWareは、前作『ドラゴンエイジ:インクイジション』で批判された「使いまわしのクエスト」を回避することを目指し、全てのクエストが独自の物語とキャラクター開発に繋がるよう工夫しています。制作チームは、質を高めつつも探索要素やサイドコンテンツを充実させることで、プレイヤーにより深いゲーム体験を提供すると約束しています。
さらに、新たに導入されたギアシステムでは、特定のギアが仲間専用としてロックされているため、各キャラクターに特化した装備を整える楽しみがあります。これにより、プレイヤーは個々の仲間の役割に合わせた戦略を立てることが可能です。また、プレイヤーの進行に合わせて派閥の強さが増し、物語の展開やクエストの進行にも影響を与える仕組みが取り入れられています。
ゲームのレベルキャップは50で、レベル20に達すると各クラスでの特化型スキルツリーが解放されることも明かされています。ゲーム全体はオープンワールドではないものの、『Mass Effect 2』や『Andromeda』のように、中心となる「クロスロード」エリアを基点に様々なエリアへとアクセスできる半オープンなデザインが採用されています。
『ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者』は、プレイヤーに質の高い物語体験を提供しつつ、100時間を超えるコンテンツを用意しています。11月1日のリリースを心待ちにしているファンにとって、このゲームは長時間にわたり没頭できる作品となるでしょう。