先週リリースされた「Starfield」のDLC『Shattered Space』は、Steamで30%の好評価しか得られておらず、多くのユーザーから厳しい批評を受けています。
本DLCは「ほとんど否定的」と評価され、ゲーム本編の評価をも下回る結果となりました。本編の評価自体も現在59%であり、Bethesdaにとっては依然として挑戦的な状況が続いています。
「DLCをまだプレイしていないファンにこそ試してほしい」
Bethesdaのデザインディレクター、エイミル・パグリアルーロ氏は、この状況に対して𝕏にてコメントを発表し、プレイヤーの批判を真摯に受け止めていることを強調しました。
彼は、スタジオはプレイヤーのフィードバックに耳を傾けており、問題点を修正するための取り組みを続けていると述べました。「Shattered Space」では手作りのエリアが多く取り入れられたものの、それが本編の問題を強調する結果となり、クエストの質やバグ、不十分なコンテンツに対する批判が続いています。
またパグリアルーロ氏は、「Shattered Space」をプレイしたユーザーの中で、それでも好きではないと感じた人がいることに対して「正直、悲しいです」と述べました。それでも彼は、このDLCがStarfieldファンにとって楽しめる内容であることを信じており、まだプレイしていないユーザーにはぜひ体験してもらいたいと促しました。
また、Bethesdaは今年を通じて、コミュニティの懸念に応える形で修正を進めてきており、今後もプレイヤーの意見を真摯に受け止めて改善を続けていくと述べています。
パグリアルーロ氏は、「Starfield」は非常に大規模なゲームであり、修正には時間がかかると説明しました。彼はまた、ゲーム開発には常に課題が伴い、一つの修正が別の問題を引き起こす可能性があるため、慎重に進める必要があると語りました。Bethesdaは、今後もファンの意見を尊重しつつ、ゲームの改善に取り組んでいく姿勢を示しています。
このDLCに対する評価がBethesdaの今後の方向性にどのような影響を与えるのか、注目が集まります。