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「バイオハザード」生みの親・三上真司がリメイク成功のカギとしてオリジナル作品への理解を強調:「Killer7」リメイクの可能性も?

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2023年の『バイオハザード RE:4』の成功を受け、同シリーズの生みの親の一人である三上真司氏が、リメイクとリマスターに関する見解を明らかにしました。IGNが報じています。

リメイク作品が急増する中で、三上氏は単なるリマスターではなく、オリジナルの魅力をしっかりと理解し、細部まで再構築するリメイクの重要性を強調しています。「リメイクにおける成功のカギは、オリジナル作品がなぜ愛されているのかを深く理解すること」と、三上氏は語ります。

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オリジナルの魅力を理解する重要性

2023年にリリースされた「バイオハザード4」のリメイクは、三上氏からも高い評価を受けています。同作はオリジナルの雰囲気を忠実に再現しつつ、緊張感あふれる戦闘やキャラクターの魅力をさらに強化。

彼は「狙いを定める瞬間から発砲までの一連の緊迫感が見事に再現されている」と述べ、ゲームのエッセンスをしっかりと把握した上での改良に驚嘆しています。また、オリジナルのシナリオがリメイク版ではさらに練り込まれ、キャラクター同士のやり取りや対話も豊かになったと指摘し、「ただの焼き直しではなく、実際に内容が深化している」と絶賛しました。

三上氏の発言で特に注目すべき点は、カルト的な人気を誇る「Killer7」のリメイクへの関心です。この作品は2005年にリリースされ、独特のアートスタイルと多層的なストーリーで高い評価を得ています。三上氏は、もし「Killer7」をリメイクするならば、単にビジュアルを現代風にするだけではなく、オリジナルが持っていた独自の雰囲気を維持した上での大幅な改良が必要であると述べています。

当時のアートスタイルはその時代に最適化されていたもので、現代にリメイクする際には現実的なアートスタイルではなく、オリジナルの意図を重視した再構築が求められる

三上真司氏

さらに、三上氏は「シャドウズ・オブ・ザ・ダムド」のリマスター版に関してもコメントを残していますが、リメイクへの関心の方が強いと強調。

彼にとって、リマスターとは単なる過去作の再現にとどまるものではなく、オリジナル作品を現代の技術で再定義するリメイクにこそ魅力があるとしています。また、「Killer7」のリメイクにおいては、特に背景やキャラクターグラフィックを一新し、アクションとスリラーを融合した独自の魅力を現代のゲームファンに届ける意欲を示しています。

Rare Beta Killer7 TrailerRare Beta Killer7 Trailer

三上氏はリメイクの本質についても触れ、「本当に良いリメイクとは、オリジナルの魅力を再発見し、さらにその魅力を拡張し、ゲーム全体のクオリティを向上させるものだ」と締めくくりました。このような考えから、今後カプコンによるリメイクプロジェクトが、いかにオリジナル作品の魅力を深く掘り下げ、ゲーム体験を進化させていくか、ファンの期待が高まるばかりです。

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