『Path of Exile 2』パッチ0.1.1のプレビュー動画が公開！エンドゲーム改善、新タワーマップ4種、ユニークアイテムの強化、コンソール版アイテムフィルター対応など、多岐にわたる改良を実施

By Mag - 2025.01.13 Mon

ゲームニュース

Grinding Gear Games（GGG）のディレクター、ジョナサン・ロジャーズ氏がPath of Exile 2の最新パッチ「0.1.1」について詳細を発表しました。このパッチではエンドゲーム体験の向上、視認性の改善、新コンテンツの追加が主な焦点となり、多くのプレイヤーにとって重要なアップデートとなりそうです。

主な変更点と新要素

今回のパッチ0.1.1ではエンドゲーム体験を中心に、マップや報酬、ボス戦の調整を含む多岐にわたる改良が実施されました。また、コンソールプレイヤー待望のアイテムフィルター機能が導入されるなど、ゲーム全体のクオリティが向上しています。以下は、パッチの主要な変更点を詳細に解説します。

エンドゲームマップの報酬と構造改善
マップ内で得られる報酬を向上させるため、以下の要素が調整されました：
- モンスター、チェスト、マジックモンスター、レアモンスター、エッセンス、ストロングボックス、シュライン（先人のアーティファクト）の数を増加。
- 報酬が特化されるマップ設計に変更され、プレイヤーは特定の報酬を狙いやすくなりました。
新タワーマップ4種を追加
エンドゲームで頻繁に攻略されるタワーマップに、次の4種が追加されました：
- 高山の尾根（Alpine Ridge）
- 沈む尖塔（Sinking Spire）
- 断崖（Bluff）
- 台地（Mesa）
  従来の「失われし塔」の退屈さを軽減するための大きな改良です。

ボスマップの出現頻度増加
- ボス出現率が調整され、意図された頻度に近づけられました。
- 新たに「ボス追加石板（Tablet）」が導入され、マップにボスを追加できる新しいオプションが追加されました。
ストロングボックスの調整
- モンスターのスポーン速度が向上し、視覚効果が簡潔化されました。
- モンスター出現タイミングも調整され、戦闘のテンポが改善されています。
エフェクトの視認性向上
- 地面エフェクトや爆発の視認性が向上し、回避が容易に。
- 特定の敵（例：ヴォラタイルプラント）が攻撃する前の視認性を大幅に改善しました。

ピナクルコンテンツの緩和
- 灰の裁定者（Arbiter of Ash）に最大6回のリスポーン試行権が追加され、失敗を通じて学ぶ機会が増えました。
- 他のピナクルボスにも順次、この機能が追加予定です。
ユニークアイテムのバフ
- ユニークアイテムが大幅に強化され、低レベル帯でも高い有用性を持つデザインへと改良されました。
- 一部のレアアイテムのモッドウェイトが調整され、より魅力的なアイテムドロップ体験が期待できます。

コンソール版のアイテムフィルター対応
- アイテムフィルターシステムがついにコンソール版で使用可能に。ウェブサイトからカスタムフィルターをサブスクリプション形式で利用できます。

全体的なシステム改善とバグ修正
- アトラスのズームレベルやマップの読み込み速度が向上。
- 各コンテンツ（デリリウム、リチュアル、エクスペディション）の報酬調整。
- プレイヤーが不満を抱えていた多数のバランス問題を修正しました。

パッチ0.1.1では、プレイヤーのフィードバックを基にした細やかな改善が実施されています。特にエンドゲーム体験の向上は、長時間のプレイを前提とするPath of Exile 2の本質に深く関わる重要な改良点です。今後は、新リーグを見据えたさらなる大型アップデートも予定されており、今後の展開に期待が高まります。