Hoyoverseの都市ファンタジーアクションRPG『ゼンレスゾーンゼロ』のプロデューサー、Zhenyu Li氏へのインタビューがmmorpg.comで行われ、ゲームの詳細が明らかになりました。
『ゼンレスゾーンゼロ』は2024年7月4日にリリース予定で、プレイヤーが楽しみにしている要素や今後の展開、Hoyoverse作品との違いについて詳しく語られました。
独自のゲームデザインとプレイヤーへのアプローチ
『ゼンレスゾーンゼロ』は、Hoyoverseが開発する都市ファンタジーアクションRPGです。プレイヤーは、謎の災害「ホロウ」に見舞われた都市「新エリー都」で、普通の人々が異常な状況に巻き込まれる物語を体験します。レトロでノスタルジックな要素や爽快感のあるアクションが特徴です。
Li氏は、市場の飽和状態に対する懸念について「私たちはジャンルに関係なく、面白くて楽しいゲームを作ることに集中している」と述べました。特に、「TV配列ボード」と呼ばれるローグライト風の探索システムについては、プレイヤーのフィードバックを元に改良が行われ、戦闘を好むプレイヤーも探索を楽しむプレイヤーも満足できるよう目指しています。
以前のクローズドベータテストの際、戦闘要素が見出せず、「TV配列ボード」を好まないユーザーがいることに気づきました。一方、一部のユーザーはこのボードを非常に楽しいと感じており、それが (開発) チームに葛藤を生じさせました。『誰を満足させればいいのか?』
新たな都市の要素とキャラクター
『ゼンレスゾーンゼロ』の舞台である新エリー都は、レトロな要素とノスタルジックな雰囲気を取り入れ、現代のプレイヤーに昔の楽しさを共有しようとしています。ゲーム内にはアーケードやVHSストア、CDショップなど、80年代や90年代の文化が反映されています。リリース時には六分街やルミナスクエアといったエリアが登場し、物語が進行するにつれて新たな都市エリアが追加される予定です。
サポートキャラクターが不在?実装キャラ少ない?
リリース前の時点で15人のキャラクターが紹介されていますが、回復などサポートキャラクターが不在な理由について、Li氏は「将来的に追加する可能性がある」と示唆しました。また、「原神」や「崩壊スターレイル」では20人のキャラクターがリリース時に実装している点と比べ「キャラクター数より質を重視している」と述べました。
現在開発中のマルチプレイヤーバトルモードについても触れ、今後のアップデートで公開される予定と述べています。
『ゼンレスゾーンゼロ』は、2024年7月4日にPlayStation 5、Android、iOS、PCでリリース予定です。
Ver.1.0リリース予告番組が6月28日に配信
『ゼンレスゾーンゼロ』Ver.1.0の公開を記念して、6月28日にリリース予告番組が配信されます。配信は20時の開始を予定しており、ゲームの最新情報や交換コード、さらにはファン向けのプレゼント企画が予定されています。