Larian Studiosが開発する人気RPG『バルダーズ・ゲート3（Baldur’s Gate 3）』に、第7弾となる大型アップデート「パッチ#7」がPC向けにリリースされました。このアップデートには、公式のMODサポートや、悪役プレイ専用の新シネマティックエンディング、分割画面プレイの改善、さらには数多くのゲームプレイの修正が含まれています。パッチのサイズは11.6GBで、インストールには160GBの空き容量が必要です。
待望のMODサポートとツールキットの導入
今回のアップデートは、MOD制作者にとって特に嬉しいニュースです。公式MODツールキットとMODマネージャーが追加され、プレイヤーはゲーム内から直接MODをブラウズ、インストール、管理できるようになりました。これにより、MODの互換性とアクセス性が大幅に向上し、特にPCプレイヤーには大きな恩恵となるでしょう。
また、悪役プレイ向けに13本の新シネマティックシーンが追加され、ゲームのエンディングがさらに多様化しました。分割画面のゲームプレイも進化しており、プレイヤーキャラクター同士が近づくと画面が統合され、離れると再び分割されるという新しい仕組みが導入されています。
さらに、戦闘においても「栄誉モード（Honour Mode）」に新たなレジェンダリーアクションが追加され、敵キャラクターたちの攻撃パターンが強化されました。例えば、悪名高いMalus Thormが新たな攻撃「Grasping Appendage」を取得するなど、より挑戦的な戦闘が楽しめます。
Macやコンソール版のプレイヤー向けには2024年10月に配信される予定とのことです。しかし、現時点ではPC版とのクロスセーブやマルチプレイができない点には注意が必要です。Larian Studiosは引き続きクロスプレイ機能の開発を進めており、今後のアップデートで実装される予定です。
これが『バルダーズ・ゲート3』にとって最後の大型アップデートとなる見込みですが、開発チームはさらなるパッチや改善を予定しており、クロスプレイやフォトモードの導入が期待されています。
パッチ#7の全文はこちらからご確認下さい。