ウクライナのGSC Game Worldが手がける、待望のオープンワールドサバイバルFPS『STALKER 2: Heart of Chornobyl』は、2010年に発表され、多くの困難を乗り越え制作されましたが、Microsoftの支援が大きな助けとなったとインタビューで明らかになりました。
リリース日は2024年11月21日に決定！開発は最終段階へ
GSC Game WorldのPRマネージャー、ザカール・ボチャロフ氏は、THEGAMERのインタビューでMicrosoftとの協力について詳細を語りました。Microsoftは、『STALKER 2』の開発をサポートするために大きな役割を果たしており、リリース日やコンテンツについての圧力を一切かけることなく、むしろ通常の契約範囲を超えた支援を提供してきたといいます。
ボチャロフ氏は「Microsoftは私たちが直面していた問題に対し、まるで自分たちの責任であるかのように助けてくれました。本来であれば『それはあなたたちの問題だ、頑張って解決してくれ』と言われてもおかしくない状況でしたが、彼らは一緒に解決策を探してくれたのです」と、感謝の意を表しました。
特に、Microsoft Gamingの責任者であるフィル・スペンサー氏の支援は非常に心強く、「私たちがこれほどまでに大規模な支援を受けられるとは思ってもいませんでした。スペンサー氏は非常に親身になって私たちを支えてくれました」とボチャロフ氏は続けました。
また、GSCのリードプロデューサー、スラヴァ・ルキヤネンカ氏も『STALKER 2』に対するプレイヤーからのフィードバックが好評であり、特にXboxで60fpsを達成したことが評価されていると述べています。彼は、ゲームのグラフィックやパフォーマンスを改善するための最適化作業が続けられており、Xbox Series Sでは現在35fpsで動作しているが、さらに最適化を進める余地があると語りました。
リリース日は2024年11月21日に設定されており、GSC Game Worldはこの日程に自信を持っています。彼らは、プレイヤーに最高の体験を提供するため、細部にまでこだわり抜いて開発を進めており、ゲームの規模は非常に大きく、プレイ時間は25～40時間にもなると予測されています。また、GSCはリリース後にもMODサポートを提供し、さらに2つの大規模なストーリー拡張を計画しているとしています。
GSC Game Worldは、このシリーズが持つ特有の雰囲気やストーリー、キャラクターを維持しながら、新しい技術とデザインを取り入れて『STALKER 2』を現代にふさわしい作品に仕上げることを目指しています。ファンからの期待が高まる中、リリースに向けた最後の仕上げが進行中です。