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Pearl Abyss『紅の砂漠』がPS5独占提案を拒否!全プラットフォーム展開で収益最大化狙う

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韓国の大手ゲーム開発スタジオPearl Abyssが手がける話題のアクションRPG『紅の砂漠(Crimson Desert)』は、2024年9月に行われた投資家向けのプレゼンテーションで、当初Sonyから提案されていたPS5での一時的なコンソール独占契約を断ったことを明らかにしました。(参考リンク

Sonyは、Pearl Abyssに対して一定期間Xboxでのリリースを遅らせるという条件付きで『紅の砂漠』の一時的なPS5独占を提案していましたが、最終的にスタジオはこの提案を拒否しました。

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Pearl Abyss、PS5独占提案を拒否!全プラットフォームでのリリースを決定

『紅の砂漠』は、Pearl Abyssが開発している新作アクションRPGであり、同社の大ヒットMMORPG『黒い砂漠』とは異なるアプローチが取られています。本作は、『アサシン クリード』や『ウィッチャー3』、『レッドデッドリデンプション』などの名作にインスパイアされており、オープンワールドでの自由な探索や、プレイヤーの選択によって世界が動くダイナミックな体験を提供します。

『紅の砂漠』- 公式ゲームプレイトレーラー『紅の砂漠』- 公式ゲームプレイトレーラー

Pearl Abyssは、複数のプラットフォームでゲームをリリースすることでより多くのユーザーにアクセスでき、収益の最大化が図れると判断しました。この決定は、同スタジオが目指す幅広い市場へのアプローチと、長期的な利益の追求を反映しており、ゲーム業界全体に大きな影響を与える可能性があります。

Sonyによる独占契約の提案は珍しいものではありません。同様の契約は、過去にもスクエア・エニックスの『ファイナルファンタジー』シリーズや、miHoYoの『原神』といったタイトルで行われ、これらのゲームは一定期間Xboxでリリースされなかったか、大幅に遅れて配信されることがありました。しかし、Pearl Abyssは今回の決断において、自主的なパブリッシングを選び、Sonyの独占契約を回避する道を選んだようです。

『紅の砂漠』の自由度とリアルさを支える自社開発エンジンの力

『紅の砂漠』の開発にあたり、Pearl Abyssは自社開発のゲームエンジンを採用しており、これによりグラフィックの表現力とゲームプレイのリアリティが大幅に向上しています。特に、気温や環境の変化がキャラクターの動作に影響を与えるといった細かいディテールが注目されています。たとえば、寒冷地ではキャラクターの動きが鈍くなり、気候に応じて戦術を変える必要が出てくるといった要素が含まれているとのことです。

Unreal Engine 5を使わずに自社エンジンを選択した理由についても、開発チームは「リアルタイムでの動作を細かく制御できる点が優れている」と強調しており、これによりNPCの行動や物理演算がより精密に表現されていることがわかります。Sonyもこの技術を高く評価しており、特に『Ghost of Tsushima』と比較して、そのストーリーや雰囲気の面で非常に高い評価を与えています。

『紅の砂漠』は、2025年の春または第2四半期のリリースが目標とされていますが、正確な日程はまだ発表されていません。現在、PC、PS5、Xbox Series X|S向けに開発が進められており、これらのプラットフォームでのリリースが予定されています。公式のリリース日が近づくにつれて、さらに多くの情報が明らかになることが期待されています。

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