往年の名作RPG『Fallout 2』を現代向けに再現するファンリメイクプロジェクト『Fallout 4: Project Arroyo』ですが、先日発表された『Fallout: Vault 13』の開発中止に伴い、同プロジェクトに影響が懸念されましたが、開発チームは「進行に支障はない」と明言したとTHEGAMERが報じています。
新たな仲間が加わり、開発体制が強化
『Vault 13』は、同じくファンによる『Fallout 1』のリメイク企画でしたが、リソース不足やスタッフの燃え尽きなどにより開発が終了しました。しかし、そのチームの一部が『Project Arroyo』に合流し、リメイクの開発に加わっていることがTHEGAMERとのやり取りで明らかになりました。
「幸いなことに、私たちのModには全く影響はありません」と、プロジェクトリーダーのDamion Daponte氏はTheGamerに語りました。「実際に、いくつかの3Dアーティストが『Vault 13』から私たちのチームに加わり、引き続き作業を続けられるようになりました。」
THEGAMER
「Fallout 4: Project Arroyo」のリード開発者であるDamion Daponte氏は、今回の『Vault 13』終了の影響について「我々の開発に問題はない」とし、ファンに安心を呼びかけています。また、Discordコミュニティでも、開発チームが元気にプロジェクトを進行中であることが確認されました。
これにより、『Vault 13』で開発されたグラフィックや3Dモデルが『Project Arroyo』に統合される可能性が高く、結果的にこのプロジェクトは大きな恩恵を受けると思われます。
『Vault 13』の終了が残念ではあるものの、今後はその成果物を『Project Arroyo』に活かすことが期待されており、プロジェクトの最終形がより充実したものとなる可能性があります。
ファンメイドのリメイクである『Project Arroyo』は、1990年代の名作をベセスダの『Fallout 4』エンジンで蘇らせるという壮大なプロジェクトです。開発の進行状況は、TwitterやNexus Modsのページを通じて確認でき、ファンは引き続き進展を見守りつつ、参加のチャンスも得られます。ファンの情熱によって再び命を吹き込まれる『Fallout 2』の未来に期待が高まっています。