CD Projekt Redの大人気ゲーム『サイバーパンク2077』に、新たなサバイバル系MOD『Dark Future』が登場しました。このMODは、MOD制作者Dark Fortune Teller氏により開発され、都市生活をリアルに再現する没入型のサバイバル体験を提供します。
通常のゲームプレイを超えて、生き抜くために必要な基本的な欲求やストレス管理、さらには依存症や負傷までをシステムとして導入し、ナイトシティでの生活が一段とリアルに感じられるようになります。
基本欲求システムでリアルなサバイバル体験を再現
『Dark Future』の主な要素は「基本的な欲求」システムで、プレイヤーは「Nerve(神経)」を中心に、栄養、水分補給、エネルギーなどを管理しながら、主人公Vの生活をよりリアルに感じられるようになっています。
Nerveはキャラクターの精神状態を表しており、ストレスを感じると低下し、回復しなければ最終的には致命的な発作を引き起こすリスクもあります。これにより、緊張感のある戦闘やクイックハックなどのストレス要因にも新たな意味が加わります。
プレイヤーは、定期的にアパートに戻り、シャワーを浴びたり、ダンスをしたり、恋人と過ごすことでNerveを回復できます。また、アルコールや喫煙などのアイテムを使ってNerveを増強することも可能ですが、これには中毒のリスクが伴います。さらに、飢えや渇きが影響するステータス異常も新たに追加され、キャラクターの動きや戦闘能力にまで影響を与えます。
このMODでは、HUD上に新しいメーターが追加され、プレイヤーがキャラクターの状態を常に確認しながらプレイできます。メーターは特定の条件下で表示が切り替わり、プレイヤーの没入感を妨げることなく、キャラクターの健康状態を把握できる仕組みです。また、ゲーム内の消耗品やサイバーウェアも一部再構築されており、ゲーム全体のバランスが見直されています。
本MODは自由にカスタマイズ可能で、必要に応じて特定の機能を無効にすることも可能です。例えば、ファストトラベルの無効化やクラフト制限などの細かな設定が提供され、より挑戦的なサバイバル体験を求めるプレイヤーにも応えています。
『Dark Future』は現在Nexus Modsからダウンロード可能で、1年以上の開発期間を経て完成した注目のMODです。サバイバル要素が好きなプレイヤーや、『サイバーパンク2077』の世界にさらに没入したい方には必見の内容です。