映画『ボーダーランズ』のファイナルトレーラーが、公開予定日である8月9日を前にして発表されました。
主要キャストには、リリス役のケイト・ブランシェット、ローランド役のケヴィン・ハート、クラップトラップ役のジャック・ブラック、ティナ役のアリアナ・グリーンブラット、クリーグ役のフロリアン・ムンテアヌ、そしてタニス役のジェイミー・リー・カーティスが出演しています。
映画のあらすじは、伝説の賞金稼ぎリリスが、惑星パンドラに戻り、アトラスの行方不明の娘を探し出すために、仲間たちと共に冒険を繰り広げるというもの。リリスはローランド、ティナ、クリーグ、タニス、そしてクラップトラップという異色のチームと共に、宇宙の運命をかけた戦いに挑むことになります。
映画の製作は9年前に発表されて以来、多くの期待が寄せられており、Gearbox Entertainment Companyの創業者であるランディ・ピッチフォード氏も「この映画は『ボーダーランズ』シネマティックユニバースのスタート」と語っています。映画ではゲームからお馴染みのキャラクターたちが多く登場し、彼らの新たな冒険を描きます。
原作ファンから批判的な意見が殺到
原作ファンからは映画『ボーダーランズ』に対する反応は非常に否定的で、特にキャスティングやストーリーの変更に対する批判が目立ちます。ファンの期待を大きく裏切る結果となっており、多くの人々が映画の出来に対して懐疑的な見解を示しています。
『ボーダーランズ』シリーズにおいて、ヴォルト(Vault)を開けることができるのは主に「ヴォルト・ハンター」と呼ばれるキャラクターとなっていますが、トレーラー内では、ヴォルト・ハンターでは無いティナがヴォルトを開ける唯一の人物であるという設定となっており、ファンは「ティナがVaultを開けるという設定は愚かな編集だ」と、ゲームのストーリー設定から大きく逸脱していることに不満を示しています。
また、ゲームの暴力的な内容を反映しないPG-13のレーティングに対して、「イーライ・ロスが監督でありながら、なぜR指定にしなかったのか」という声や、「PG-13の映画がどのようにしてMレーティングのゲームを表現できるのか理解できない」との意見が寄せられています。
映画版『ボーダーランズ』は2024年8月9日に全米公開予定です。