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『LOLLIPOP CHAINSAW RePOP』が検閲疑惑に直面?開発者がゲームエンジンの変更による物理演算の影響を説明

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2024年9月14日、『ロリポップチェーンソー RePOP(LOLLIPOP CHAINSAW RePOP)』のディレクターである安田善巳氏が、SNS上で広まっている検閲疑惑に対してコメントを発表しました。リメイク版の物理演算がオリジナル版から変更されたことを受け、一部ユーザーが「ジュリエットのアニメーションが抑制されたのではないか」と指摘したことが発端です。

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RePOPに検閲なし!オリジナル要素もそのまま

𝕏ユーザー@Mangalawyer氏は、主人公ジュリエットの胸部の物理演算が、リメイク版ではオリジナルよりも大幅に抑えられていると主張し、特に立ちポーズでの違いを指摘しました。「リメイク版では、“揺れ”が戦闘中と走行時にしか機能していない」と投稿し、開発側が検閲を行ったのではないかとの憶測が広がりました。

これに対し、安田氏は9月13日に自身のTwitterアカウントで声明を発表。検閲の疑惑を否定し、物理演算の変化は技術的な要因によるものであると説明しました。『ロリポップチェーンソー RePOP』は、オリジナル版が使用していたUnreal Engine 3から最新のUnreal Engine 5に移行しており、その過程で物理エンジンも変更されました。新しいエンジンでは「KawaiiPhysics」というプラグインが使用されており、旧エンジンとの互換性がないため、アニメーションに違いが生じたとのことです。

安田氏は、「物理エンジンの挙動は、パラメータの設定ミスが原因であり、すみやかに修正をおこないます。
また、その他のグラフィックバグなどにつきましても、修正を行っています。
」と述べ、ユーザーからの報告があれば迅速に対応することを約束しました。

『ロリポップチェーンソー RePOP』は、元々「無修正リメイク」として発表されており、特定の衣装や挑発的な要素もオリジナル版のまま維持されています。このため、安田氏は「検閲モードが追加された」との噂についても否定しました。「一部のインフルエンサーやジャーナリストがRePOPモードを検閲モードとする虚偽の情報を広めているが、ゲームはESRBの承認を受け、修正指示なく発売されたものであり、事実をねじ曲げる行為には抗議する。」と強調しました。

この発表を受け、Redditコミュニティでは、技術的な問題であることを理解し、修正を期待する声が上がっています。「修正されるのであれば問題ない。ソニーのプラットフォームで完全に無修正でリリースされたなら、ファンサービスに対する規制が緩和されたのかもしれない」とのコメントもありました。また、他のユーザーからは「フレームレートが変わることで物理演算が変わるのはよくあることで、これは簡単に修正可能だ」と技術的な側面からの指摘もありました。

一方で、「この問題は2008年以降には解決されているはずだ。今でもこのような問題が発生するのは奇妙だ」と、技術的な対応の遅れを批判する意見も見受けられます。しかし、多くのユーザーが「開発側はすでにバグを認識しており、修正パッチが出ることが公式に確認されている」と述べ、修正が間もなく行われることに期待を寄せています。

安田氏はまた、地域ごとの価格設定に関するフィードバックにも応じ、今後の価格調整を約束しました。現在『ロリポップチェーンソー RePOP』は、PlayStation 4、PlayStation 5、Xbox Series X|S、Xbox One、Nintendo Switch、PC向けに発売中です。バグの修正やさらなる最適化が予定されており、開発チームは引き続きユーザーのフィードバックに耳を傾ける姿勢を示しています。

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