9月18日にリリースされたばかりのPC版『ファイナルファンタジー XVI』ですが、早くも必須級のMODが公開されました。今回紹介するMODは、ゲーム体験を大幅に向上させるもので、特にPCゲーマーにとって嬉しい機能が多数含まれています。
デモ版でも使用可能!没入感がさらにアップ
Githubにて公開されている「Final Fantasy XVI Fix」はカットシーンやフォトモードにおける30FPSの制限を解除します。これにより、これらのシーンがよりスムーズに、高いフレームレートで楽しめるようになります。また、カットシーン中にフレーム生成機能を利用できるため、ゲーム内ムービーの動作がさらに滑らかになります。
さらに、視野角(FOV)の調整も可能になります。『ファイナルファンタジー XVI』は三人称視点のゲームでありながら、標準でFOVスライダーが搭載されていないため、多くのプレイヤーが不満を抱いていました。このMODを使用することで、自分に合った視野角に設定することができます。
そして、多くのユーザーが待ち望んでいたウルトラワイドモニターの完全対応も実現。これにより、画面の端が切れる「ピラーボックス」や「レターボックス」問題が解消され、ボーダレスやフルスクリーンモードでもHUDのサイズを調整できるようになりました。
また、本作をすでに購入したユーザーのみならず、デモ版のプレイヤーにも対応しています。MODを導入することで、デモ版でもその機能をフルに体験することができるため、まだゲーム本編を購入していないユーザーも、MODによる改善を体験することが可能です。
本作は4K環境で高いパフォーマンスを要求するゲームとして知られていますが、NVIDIAのDLSS 3技術を活用することで、フレームレートの向上とパフォーマンスの最適化が期待できます。このMODは、そうしたパフォーマンスの課題をさらに補完し、PCゲーマーにとっては必須のMODとなるでしょう。特に、カットシーンのフレームレートが向上することで、映画のような滑らかな映像体験を楽しむことができます。
ダウンロード先や導入方法についてはこちらからご確認下さい。
全般
- ゲームプレイ中の視野角(FOV)、カメラの距離、およびカメラの水平位置を調整可能。
- JXLスクリーンショットの画質オプションと、スクリーンショット撮影時の一時停止の問題を修正。
- モーションブラーとフレーム生成の併用を許可。
- 被写界深度を無効化。
- 背景音声を有効化。
- カーソルをゲームウィンドウに固定。
パフォーマンス
- カットシーンやフォトモードの30FPS制限を無効化、または自分でフレームレート制限を設定可能。
- カットシーンでフレーム生成を許可。
- グラフィックスデバッガのチェックを無効化。
ウルトラワイド/ナローワイドモニター対応
- ピラーボックス/レターボックスを削除。
- HUDのスケーリングを修正し、HUDサイズを調整可能に。
- 16:9より狭い画面アスペクト比でのFOVスケーリングを修正。