2025年に公開予定の実写映画『マインクラフト』に向けた公式予告編が最近公開されましたが、実写を取り入れた映像が多くのファンをがっかりさせました。特に、ゲームの特徴であるシンプルなブロックスタイルや独特の世界観が実写化でうまく表現されていないという声が多く寄せられ、予告編の映像はファンの間で賛否両論の議論を巻き起こしました。
Alumio氏が手掛けたアニメーション版が大反響
そんな中、3Dアーティスト兼アニメーターのAlumio氏が、映画の予告編を完全にアニメーションでリメイクしたことが大きな話題を呼んでいます。このアニメーション版は、マインクラフトの象徴であるブロック調のスタイルを忠実に再現しつつも、キャラクターの動きや感情をより豊かに表現。さらに、元の実写予告編に登場する声優の音声をそのまま使用し、異なるビジュアルスタイルでもオリジナルの雰囲気を残しています。
このアニメーション版の予告編はYouTubeで公開されるや否や大反響を呼び、24時間以内に180万回以上の再生を達成し、22万以上の「いいね」を獲得。視聴者からは「このスタイルで映画全編をリメイクしてほしい」という声が続出し、元の実写版に比べて遥かに好評を博しています。
Redditの「r/videos」コミュニティでも、このアニメーション版に対して多くのユーザーが絶賛のコメントを寄せています。特に、「実際の予告編よりも良い」「これは実際に見たい」という意見が多数見られました。また、「映画製作者は、アニメーションがマインクラフトの世界観に最も適しているという事実を受け入れるべきだ」との声も上がっています。しかし一方で、「元の予告編では、実写によってキャラクターが生き生きと表現されており、アニメーション版ではその独特な演技が失われている」といったブロックスタイルの表現は長編映画には向かないという意見も見られます。
この反応から、多くのファンが「マインクラフト」の映画は実写よりもアニメーションで描かれるべきだと考えていることが明らかです。特にAlumio氏が手掛けたリメイク版は、原作ゲームのエッセンスを損なうことなく、映画化への期待感を再燃させました。今後、映画の制作陣がこうしたファンの声にどのように応えていくのか、さらなる注目が集まっています。