10月11日にリリースされたPC版『メタファー:リファンタジオ』ですが、デモ版向けバージョンを経て製品版で使用可能な必須級のMODが公開されました。Lyall氏による非公式修正MOD「MetaphorFix」では、ウルトラワイドモニターのサポートやゲーム体験を向上させる複数の機能を追加しています。現在、この修正はデモ版向けバージョンを経て製品版に対応しました。
Update2024/10/11
最新のアップデート「バージョン0.7.8」がリリースされ、製品版に対応しました。このアップデートでは、影の解像度を調整できる新たなオプションが追加され、HUDが伸びる問題が修正されています。また、イントロスキップ機能が正式版でも利用可能になり、より快適なプレイ環境が整いました。
製品版対応!一部から不評だったダッシュ時のエフェクトも無効化可能に
主な機能には、イントロスキップ、FOVの調整、ウィンドウのアクティブ状態が外れた際のポーズ無効化、ALT+F4や終了コマンドの無効化、ダッシュ時のブラー効果と集中線の除去、60fps制限の解除などが含まれています。さらに、ウルトラワイド対応だけでなく、16:9未満のアスペクト比に対応し、クロップされたFOVの修正や正しくスケールされたムービー再生も可能です。
インストール方法は、最新バージョンのMetaphorFixを公式リリースページからダウンロードし、ゲームフォルダに展開するだけです。また、Steam DeckやLinuxユーザー向けの追加インストラクションも提供されており、簡単なコマンド設定で動作可能となっています。
各機能の有効化や無効化は、MetaphorFix.iniファイルを編集することで変更できます。
推奨Modとしては、「SpecialK」を使用するとパフォーマンスが向上し、よりスムーズなプレイが可能になります。ただし、SpecialKと組み合わせて使用する場合は、Ultimate ASI Loader DLLを削除し、MetaphorFixをプラグインとして追加する必要があります。
「MetaphorFix」は現在も開発中で、いくつかの既知のバグが報告されています。特にHUDの修正は作業が進行中であり、利用時にバグが発生する可能性があります。ユーザーは不具合を報告することで、今後の改善に貢献できます。制作者のLyall氏は過去にも「FFXV」や「P3R」の修正MODを公開しており、今後のアップデートでバグ修正も行われると思われます。
ダウンロード先や導入方法についてはこちらからご確認下さい。導入は自己責任でお願いします。
全般機能
- スキップ可能なイントロを無効化
- ALT+F4や終了ハンドラの無効化
- メニュー画面での60fps制限を解除
- 8方向のアナログ移動を修正
- カスタム解像度スケールの調整
- アンビエントオクルージョン(環境光)の解像度調整
- シャドウ(影)の解像度を調整
ウルトラワイドやナローレゾリューションへの対応
- すべての解像度およびアスペクト比に対応
- 16:9未満の解像度でのFOV(視野角)の切れを修正
- 映像の正しいスケール表示を修正
- 伸びたHUDの修正
グラフィック
- ダッシュ時のぼかしやスピードラインを無効化
- アンビエントオクルージョンの解像度調整
- ディテールの表示距離を調整
- 黒いアウトラインを無効化
公式による最適化も進行中
10月5日には体験版のグラフィックパフォーマンス改善に関するパフォーマンスパッチをリリースしており、今後も継続して調整を行うと発表されました。