『Starfield』の主要都市NPCにリアルな日常生活のスケジュールを追加するModがリリースされました。ModderのFlippingEggs氏が公開した『NPCs Have Routines and Stores Have Schedules』は、ニュー・アトランティスやアキラ・シティなどの都市にいる40体のNPC(うち4体は無名)に日常的な動きや店舗の営業時間などを加え、ゲームの世界観が一層深みを増します。
夜間でも便利!ロボットが店舗で働く新機能
このModで追加された日常ルーティンは、FlippingEggs独自のカスタムAIパッケージによって動作します。各NPCは指定の店から特定の場所まで物理的に移動し、都市のローカルタイムに基づいたスケジュールに従って生活します。これにより、プレイヤーが訪れた際、NPCが店で働いていないこともあり得るという、リアルな日常感を再現しています。
特筆すべきは、NPCが店に不在の際でも店舗が営業を続けられるよう、新たに12体のロボットが夜間営業を担う仕組みが導入されている点です。これにより、夜間でも物資を購入できるようになり、探索が途切れることなく楽しめる設計がされています。
また、店内やNPCの個人スペースに追加された57枚のデータスレートには、店舗の営業時間やNPCの予定、あるいは彼らの日常生活にまつわる小さな情報が記載されています。
例えば、ニュー・アトランティスの案内所やアキラ・シティの情報キオスクでは、更新されたビジネスディレクトリが表示され、店舗の営業時間やロボットがいる店舗情報が確認可能です。これらのスレートにより、NPCたちの生活がより具体的に描かれ、より深く没入できるよう工夫されています。
さらにこのModは、CPU負荷が増えることなくNPCのリアルな動きを実現しています。他のゲームでNPCのAIルーティンがCPUパフォーマンスを圧迫する問題が発生している中、FlippingEggsの技術力が光ります。
また、このModは他のModと互換性があるため、すでに導入しているゲーム設定変更や都市拡張のModとも共存可能。ロードオーダーを調整するだけで簡単に使用できる点も魅力です。
本Modをインストールした後のセーブデータからのアンインストールは非推奨とのこと。また、インストール済みの他のModとのロードオーダーをxEditなどで確認し、適切な順番で読み込むようにしましょう。具体的なインストール方法については、こちらから確認できます。