ワーナー・ブラザース・ピクチャーズが約10年の準備期間を経て、人気ゲーム『マインクラフト』の映画化に向けた最初のティーザーを公開しました。この映画は、ブロックで構築された独特の世界観を実写で再現し、主要キャストやユーモラスな要素を含んでいます。しかし、公開直後から批判が殺到しており、多くの視聴者が映画化の方向性に疑問を呈しています。
期待されていたアニメーション映画は実現せず、実写化の選択に疑問の声
公開から1日も経過しない内に、YouTube上の公式ティーザーは1,000万回以上の視聴回数を記録しましたが、同時に50万以上の「低評価」も集めています。また、約9万件のコメントの大半がネガティブなものであり、ファンは実写化に対する懸念を表明しています。
特に多くのファンが問題視しているのは、キャスティングやビジュアルデザイン、そして映画全体のユーモアが『マインクラフト』のゲーム体験を反映していないという点です。彼らは映画が、ゲームの特徴的なブロック世界を生かし切れておらず、視覚的にもストーリー的にもゲームの本質を失っていると感じています。
さらに、映画のキャストの多様性に関する議論も巻き起こっています。一部の視聴者は、無理に「多様性」を取り入れたと感じており、それが映画全体の質を損ねているとの批判が見られます。多くのファンは、アニメーション映画を期待していたため、実写映画のティーザーに失望を隠せない様子です。
Redditのr/gamingコミュニティでも、映画に対する批判が多数寄せられています。あるユーザーは、「レゴ・ムービーにあった情熱が、この映画にはない」と指摘し、別のユーザーは「すべてがひどい」と過激なコメントを残しています。また、「実写化はミスだ。マインクラフト:ストーリーモードのようなアニメーションが正しかった」といった意見や、「マインクラフトの実写は見たくなかった」という声が多く見られ、映画のコンセプト自体に対する不満が広がっています。
映画『マインクラフト』の公開日は2025年4月4日に予定されており、今後のプロモーションやファンの反応が注目されます。
この流れ映画版『ボーダーランズ』でも見たぞ…