Eleventh Hour Gamesは、アクションRPG「Last Epoch」の最新アップデート「Patch 1.1 — Harbingers of Ruin」の初ゲームプレイトレーラーを公開しました。このアップデートは7月9日にリリースされ、多くの新機能と品質改善が導入されます。
新ボス「アベロス」と新機能
「Last Epoch」は、Eleventh Hour Gamesが開発したアクションRPG。タイムトラベルの要素を取り入れたユニークなストーリーと、多彩なキャラクターカスタマイズが特徴。プレイヤーは古代から未来に渡る壮大な冒険を通じて、世界を救う使命を果たす。
「Harbingers of Ruin」では、強力な新ボス「アベロス」(Aberroth)が登場します。この新ボスは、オフラインおよびレガシーワールドの新キャラクターにとって挑戦的な存在となります。加えて、ボスの「動的ダメージ軽減(DDR)」が「ボスワード」システムに置き換えられます。ボスは特定のHPのブレイクポイントに達するとワードを獲得し、これが時間とともに減少します。これにより、ボスとの戦いがより視覚的にわかりやすくなり、低DPSビルドでもボスを倒しやすくなるそうです。
新機能として「ドッジロール(Evade)」が全クラスに導入されます。各キャラクターはレベル1から2回の回避チャージを持ち、クールダウンは4秒です。レベルが上がるにつれて回避のクールダウン回復速度も向上するとのことです。プレイヤーは新たな回避技術を駆使して戦闘を楽しめそうです。
また、戦闘関連でのアップデートでは、ランダムな強敵と遭遇する「ネメシス」システムが追加されます。ネメシスを倒すことで貴重なアイテムを獲得するチャンスがあります。
フィードバックを元に改良を重ねる
今回のアップデートでは、30種類の新しいユニークアイテムが追加され、各キャラクターのビルドの幅が広がります。また、ボスの健康バーの改良や、防御メカニズムの変更など、プレイヤーのフィードバックに基づいた多くの品質改善も行われます。
詳細については、公式フォーラムで確認できます。
Harbingers of Ruin – 新機能概要
- EVADE(回避)
- すべてのクラスと変身形態で使用可能
- 短距離の素早い移動で強力な攻撃を避ける
- レベル1から利用可能で、クールダウンは4秒
- 免疫フレームは付与されず、攻撃範囲内にいるとダメージを受ける
- NEMESIS(宿敵)
- ランダムに出現する新しいエンカウンター
- 3つの選択肢:Banish(追放)、Challenge(挑戦)、Empower(強化)
- 強化されたNemesisを倒すと報酬がアップグレードされる
- HARBINGERS AND FORGOTTEN KNIGHT
- 新しいPinnacle Bossシステム
- 10個のタイムラインでHarbingersを倒すと最強のボスに挑戦可能
- 忘れられた騎士の派閥に所属し、報酬を得る
- PINNACLE BOSS
- Harbinger’s Eyesを集めてポータルを開く
- Harbingerのリーダー、Aberrothとの戦い
- BOSS DEFENSES(ボス防御)
- ダイナミックダメージリダクション(DDR)を廃止し、Wardシステムを導入
- ボスが一定のポイントでWardを獲得し、時間とともに減少
- GLYPH OF ENVY
- 新しいグリフでタイムラインの進行を加速
- アイテムの特性をランダム化し、タイムラインの安定性を向上
- HARBINGER’S NEEDLE
- 消費アイテムとして装備可能
- タイムラインのボスを倒すと追加のGaze of Orobyssを獲得
- NEW UNIQUES(新ユニークアイテム)
- 30個の新ユニークアイテムを追加
- 新しいボスからも特定のユニークアイテムがドロップ
- CLOSING(まとめ)
- パッチノートの公開は7月9日
- 次回のブログポストで更なる品質改善や変更点について発表予定